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第60話兄上が怯えていては僕も恥ずかしい
そしてミトリアたちはツーナロのところに来る。
「で、そんなとこに縮こまってないでこっちきたらどう?」
「え、でも僕・・・」
ツーナロはおとおどするばかりで前にでようとしない。
「兄上、兄上がそのようにおびえていては弟である僕も恥ずかしいのですが」
シゲノンも眉を潜めて注意する。
「いやでもこのパーティーの主役て僕じゃないし・・・」
しかしツーナロはあまりでようとしない。
「これって、ミトリア様にも恥かかせてません?だって彼、ミトリア様の婚約者ですし」
イーチェが指摘した。
「あんさん、今それいうんかえ・・・」
ティファンがもはや呆れてしまう。
(それ言われるとちょっと困るな・・・)
ツーナロはちょっとやる気がでる。
そう思うとおずおずと前にでてきた。
「ほう・・・。臆病と聞いていましたがそほどではないようですね」
カザーグは思わず関心する。
「ぼ、僕は臆病者なんかじゃない!イキンラバ王国の第一王子だぞ!」
ツーナロは胸を張って誇った。
「ほう、威勢まであるとは・・・やはり関心です」




