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第53話婚約者と会ったあとのツーナロは
しかしその婚約者が帰った日、トボトボとツーナロがシゲノンのところに歩いていき近くのソファに座る。。
「にいさま、大丈夫?」
シゲノンもさすがに心配して声をかけた。
「あ、うん、すごい子だった」
ツーナロはものすごいげんなりした顔だ。
「すごいって?」
「こわかった、ものすごいこわかった・・・」
ツーナロは2回もこわかったと言ってくる。
「そんなにこわかったんだ・・・」
「うん・・・」
ツーナロはちょっと涙目だった。
「なんでこわいの?」
「えっと・・・ぼくがなにも言わなかったから・・・」
返答にシゲノンは顔を上に向ける。虚空をみつめしばし目をつむる。
「だめだよにいさま、それはにいさまが悪いよ・・・」
「えー」
ツーナロはわけがわからなくなる。
「だって結婚するんだからちゃんとその人と話そうよ」
「そうだね、ごめん、頑張るよ・・・」




