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悪役令嬢ものの主人公、、彼女の専属執事だった  作者: 兵郎桜花


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第49話第二王子シゲノンの挨拶

 第ニ王子、シゲノン・ハウティアンはクールで知的な印象を与えており眼鏡がそれを強化している。


最初の演説でこう言った。

「はじめまして、第ニ王子、シゲノン・ハウティアンと申します。みなさま、わが兄が以前不甲斐ないところをお見せしたようですがわたくしは違います。むしろわたしが王になり国を統治したいと

考えております」


(さあ、どんなふうに声をかけようかしら)

 そんなふうにミトリアは考えながらにやにやする。


「お嬢様、悪い顔になってますよ?」

 シンは苦笑いして注意した。


「おっと、ごめんあそばせ」

 ミトリアはそういうあまり表情が変わらない。


「相変わらず感情をかくすのが下手ぜよ」

  ミトリアもその表情に苦笑いした。


「お初にお目にかかります、シゲノン殿下。領主ライカント家が令嬢、ミトリアともうします。わが婚約者、ツーナロのお兄様とは違うようですわね」

 ミトリアはあえて彼の言葉を借りるように近づいてシゲノンに声をかけ


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