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47話第二王子お披露目会場でむっすー
そして第二王子シゲノン・ハウティアンの社交界お披露目パーティーの日がやってきた。
が、ミトリアはその会場にてむっすーとしている。
(あー、やっぱ退屈、こんなとこ来るんじゃなかったわ)
「お嬢様、人前でそのような顔をしてはいけませんよ。貴族令嬢たるものいかなる時も冷静でなくては」
シンはさすがに見かねて注意した。
「わかってるわよ、それくらい」
ミトリアはさもこの会に不満なんてありませんよーという顔をした。
しかし、その表情の端からちょこっとそれが漏れている。
(それだと誤魔化せてませんよ、お嬢様・・・)
サキはやや不安になってしまう。
(うーん、まあいいんじゃないですかね・・・)
シンは一方でぎりぎり許容していた。




