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36話サキはティファンから緊張感をとく
「はっはっは!実は東の国にあるやつを参考にしたんぜよ!」
ティファンはサキの遠慮などものともせず自分から勢いよく話した。
「そ、そうなんですか・・・」
(けっこう面白い方かも)
サキの不安が徐々に和らいでいく。
ほがらか以上に愉快なティファンはメイドであるサキにそれ以上の距離に自然と近づけるのだ。
(あまり貴族っぽくないかも)
サキは首を傾げる。どうも彼女は不思議な感覚を味わせた。
屋根付きの木製テーブルにつくと茶を注がれる。それは緑色をしておりサキが初めて見るものであった。




