表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

第3話婚約破棄の知らせ、執事の反応

ミトリアは自室に戻ると執事のシンにさっきの話をしつつ紅茶をいれてもらっていた。


「それでお嬢様、結局婚約はどうするんです?」


 そのシンが飽きれと不安込みで聞く。


「別にいいわ、それはあとにしましょう」


ミトリアは腕を組んで冷静なままだ。元より第一王子の婚約破棄を気にしない以上相手をすぐに見付ける必要もなかった。


「はあ?じゃあどうするんっていうんです?」


シンの心を呆れが支配する。


「旅にでるのよ。そしてわたしの名前を世界に知らしめてやるのよ!!」


 ミトリアは扇をばさっと前に掲げて叫んだ。


「はあああああああああああああああああああああああああああああああああ?!」


 シンの叫びが部屋中に響きわたる。このお嬢様はなにを言ってるんだ。もはや前世の記憶が戻った時ばりの声量であった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ