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18話演劇のなりきり

帰宅後、シンが紅茶を淹れているとミトリアがばっと扇を取り出していいだす。

「そこの下僕!このミトリア・ライカント様にひざまづきなさい!」


「ふっ」


(おおかたさっきの演劇の真似か)

シンは思わず笑う。それゆえにすぐさま従い片膝を地面につけた。


 ミトリアはあっさりと言うことを聞くとは思わず目を丸くする。

「んっん、そうね、次は・・・」

 ミトリアは言ってみたはいいもののそれだけでなにも考えておらず言葉に詰まる。


「ふむ・・・」


 シンは少し考えるとミトリアの手を取り口をつけた。

「ふえ・・・!?」

 ミトリアは不意をつかれ顔を赤くする。


「なにを、してるんです・・・?」

サキが現れ見てはいけないものを見たかのように硬直する。他人に見られたことでさらにミトリアの顔が赤くなった。


さながら妄想の中に他人が入り込んだかのようである。ありえてはいけない乱入者なのだ。

「はあ?!別になにもしてないわよ!!」

 ミトリアは顔を赤くして否定する。


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