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第14話訓練中にティファン

「ヌアーハッハッハ!!その程度で冒険者とは情けないのう」

 ティファンが現れ大声で笑った。そばにいるのはサキで彼女が招いたものとわかる。

(この変な笑い声またやるのか?)


シンは苦笑いした。

「ああ?!これでも必死にやってんのよ!」

 ミトリアはものすごい剣幕になった。


「はっ」

 ティファンは一瞬消える。いやシンは速くてちょっと周りこんでるぐらいにしか見えなかった。

「おっと」

 自分のところに来そうだと思ったシンはちょっと後ろに離れる。まあ彼女の狙いは自分でないだろうとわかっている。



「ぐえ!あにするのよ!」

 が、ミトリアはそれが自分狙いとわからず後ろから背中を殴られてしまう。


「この程度に対応できんのに冒険者はつとまらんてわけじゃ」

 ティファンは両手を上にあげて首を振った。


「この年でこの動き、おぬし何者じゃ!」

 シンは奇妙な喋り方になる。

「だからいうたろ、隠密集団の頭一族て」

 ティファンは腕を組んで自慢する。


「いやそれは頭ということで娘だから強いことになります?」


「いやいや、頭が強いのに娘がかよわいお嬢様だと恥ずかしいじゃろ」

 ティファンはばっさりシンの言葉をきる。


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