異世界転生 目覚め
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わたし「お母様!」
わたしは暗闇でお母様に呼び掛けていた。
この国の王妃である母親はわたしに後ろ姿だけを見せ、
その暗闇に立っている。
そして背中を見せたままわたしに語り変えて来た。
王妃「あなたは行きなさい!」
わたし「嫌ですお母さま!」
わたし「お母様を置いては行けません!」
このまま別れるともう二度と会えない。
そんな不安から必死に引き留める。
王妃「行くのです!そして世界を救いなさい!」
王妃「それがあなたの宿命です!だってあなたは」
最後に、首を少し回しわたしの方を見る。
王妃「うんこ姫なのですから」
わたし「ちゃうわ!」
そこでハッと目を覚ます。
どうやら夢を見ていたようだ。
酷い夢だった。
わたし「ん・・ここは」
覚ますとそこは、森。
何故か自分を中心に木々がなぎ倒されており、開けた場所になっている。
わたし「・・・なんでこんな事に」
そんな事を考えていると、ふいに自分の鼻孔に不快な刺激臭がしてきた。
誰しも知るその不快な刺激臭。
わたし「・・・・・・」
そしてわたしが最も嫌う臭い。
わたしのトラウマの元。
その臭いの元を辿り、目を向けていると
案の定あの物体があった。
わたし「ぎゃあああ!うんこ!」
でっかいうんこがそこにあった。
わたし「いやああああ!」
わたしにとってもううんこは恐怖の対象でしかない。
本能のままにその場を離れようと駆け出す。
同作者の作品
ニコニコマンガ 第二次世界大戦を中二病で解説してみた
http://seiga.nicovideo.jp/comic/37013
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