異世界転生 うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ
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おおよそ、そこからの話はあまりにおぞましい光景だった。
これは後にその惨状から生き残った、近くで王女探索していた敵兵の証言である。
その敵兵も報告後に、あまりの恐怖から精神をおかしくしてしまったという。
曰く、パール姫の叫び声が聞こえたすぐ後、爆発音が聞こえたという。
爆発音は火薬が爆発した感触ではなく、もっと巨大な空気が爆発したような音だった。
爆発後周りの木々は吹っ飛ばされ、土はめくれ上がり、仲間の敵兵は一瞬でその姿をかき消した。
敵兵の証言によると、あれは魔界から噴出した何かだと証言している。
姫の足下から噴出したのは茶色い塊。
異様な匂いを漂わせ、周りを一層したのだ。
きっとあの匂いは地獄の匂いなのだろう。
あの事はもう思い出したくない。
あのあまりに恐ろしい光景は。
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そして俺は生暖かく暗い場所から、外に天高く打ち上げられた。
体が宙に投げ飛ばされた感触と共にヒュゥゥッと体を通す
気持ちいい風が通る。
外は今まさに日の出の時間のようで、まぶしい日差しが俺を照らし
テラテラと俺の体を輝かしていた。
美しい日差しに俺のブラック会社で汚れた心は洗い流される感触。
これが生まれたという感覚なのか。
生命の神秘の誕生を全身に受け感動に打ちひしがれてると
打ち上げられた体は今度はゆっくりと下に下がっていく。
そして気持ちよかった無重力の旅は終わりをつげトンと着地した。
そのドッシリとした体が落下しても、柔らかい体が衝撃を吸収し、ダメージはなかった。
「・・・・・・・・」
察しの早い者ならばなんとなく気付いただろう。
魔術、魔法のある世界に転生した者は数あれど
チート持ち、令嬢、王家、はてはモンスターや動物、虫と転生先も多種多様されど
これほどまでに最底辺な転生先はないだろう。
俺は異世界史上、最低最悪の転生先に来てしまったのだ。
そう、俺は
うんこに転生したのだ。
同作者の作品
ニコニコマンガ 第二次世界大戦を中二病で解説してみた
http://seiga.nicovideo.jp/comic/37013
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