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異世界転生 RTA

この物語は非常にお上品です。


安心して閲覧ください。


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挿絵(By みてみん)


上司「何度言えばわかるんだ!このバカ」


上司「見ろ!お前の営業成績!どうなってるんだ!」


俺「・・・・スミマセン」


上司「その言葉聞き飽きた!」


その言葉も聞き飽きた。

心の中でグチる。


パンと顔に衝撃が走る。


平手で叩かれた。


上司「二度と会社来れなくしてやろうか!」


さらにはゲシリと向う脛を蹴られる。


痛い。


パワハラどころかはバイオレンスハラスメントである。


毎日のように繰り返される酷い仕打ち。

そう、毎日こんな感じだ。


土下座させられた事もあった。

土下座させられ、さらにそのうえで蹴られたり侮辱の言葉を浴びせられた事もあった。


だが誰も助けてくれない。

当然だ。


それがこの世の中だ。

それがブラック会社なのだから。


カタカタとパソコン画面と睨めっこし、書類整理。

時間は22時過ぎ


通勤時間行き帰りで3時間。

勤務時間8時間。

当然のような3時間のサービス残業。

休日出勤あたりまえ。

家には寝て帰るだけの毎日。


そんな日が続く。

もう7年は続けた。



毎日クタクタである。


新卒で入って既に30歳でこれが毎日だった。


そんな会社に嫌気がさし同期の連中はもう全て辞めていった。


だが俺は辞めず毎日行われるパワハラを耐えた。

無能だから耐えた?


あぁ、そう見えたかもしれない。


だが違う。有能だから耐えるのだ。


もうすぐ終わるのだ。



俺には2つの秘密があるからだ。



俺「ふひっ・・」


ニヤリと笑う。


もう精神的にもどこかおかしくなってるのかもしれない。

きっとどこか限界だったのだろう。


だがもうすぐ終わる。



ストレスでメタボリックになった体を抱え会社を出ようと

歩を進める。


気付かなかった。


この夜に照らされる光を。


俺の全ての努力がなかった事にされる光を


ブォオオオンという音と共に走ってくる巨大な光を。


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女の声「ッシャアアアアア!異世界転生RTA達成!」


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同作者の作品


ニコニコマンガ 第二次世界大戦を中二病で解説してみた

http://seiga.nicovideo.jp/comic/37013 


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