命短し恋せよ乙女達
用語解説
・行き遅れ 美魔女 喪女
人に言うのはやめましょう
・ロリババア
若作りという意味ではありません
・白亜紀の終焉 (ユカタン・インパクト)
メキシコ・ユカタン半島に落ちた隕石が元ネタ。
恐竜の絶滅に関する説としてあげられている。
「うぅ…これから、どうすれば…。」
「…もうダメかもしれない…。」
「それじゃあ、俺は先に行きますので…さようなら!」
「そんな殺生なあー!」
「縁を大切にしましょうよ!」
俺は、2人を置いて先を歩いた。
すると…先ほどのおっさんの声と、あの少女の声が聞こえたので振り向いた。
そこには、何か変な2人が居た。
一人は、ウィッチハットを被った魔女っぽいのと、見た目からしてゴブリンが居た。
義理でもないが、とりあえずおっさんと彼女の元へ向かう…。
「…あっ、あなたは!」
「…もう、来てくれないかと思った…。」
「へえ、仲間が居たの?」
「ぐへへ、こいつはいいや?」
(うわ~、悪役っぽい。)
「なんだお前らは…。」
「ふふっ、スライム殺して1000年!レベルはMax!魔法使い、魔理沙よ!」
「転生して一朝一夕、スミスだ!」
「…なんだ、ロリババアとおっさんか!」
「誰がババアよ!この体を見なさい!」
「ぺったんこ、何て貧相な体なんだ!1000年生きているとは思えない!」
「うるさいはねえ、私は処女よ!聖処女なんですよ!」
「ただの行き遅れの喪女だろ!」
「くっ、喰らいなさい!ファイヤボール!」
彼女の杖に付いていた玉から火が放たれる。
(…頼む!)
俺は、彼女の火の玉にバットをフルスイングで当てた。
すると、跳ね返すことに成功し、そこにいたゴブリンに当たった。
「なっ!そんな!」
「くっ、姐さん早く!」
「ああ、もう喰らいなさい!殲滅包囲魔法 高等級 白亜紀の終焉!」
空から星が落ちてきた…とりあえず打ち返した。
星は、どこかに消えて行った。
「ああああああああああああ!」
魔女防止の少女?美魔女?行き遅れ?が、マンドレイクのように叫んだ。