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転生者‘s  作者: 葵流星
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やり残したこと

「やることねえ!」


異世界に転生したもののやることが何もない。


「…まだ、俺の甲子園は終わってないんだぞ!」


死んでからわかった、俺はまだ、負けたわけじゃなかった。

そして、俺の投球によりベスト8入りを果たした。

となると、優勝まであと少しだったのかもしれない。

あと少しで…みんなと一緒に優勝できたのに…。」


「あああ、どうすりゃいいいんだああああああああああ!」


転生したって、無駄じゃないか!

そもそも、この世界には野球があるのだろうか?

無かったら、どうすりゃいいんだよ!


ただ、歩き回ること数十分、謎の青い物体が草の中にいた。


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