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時間移動能力持ちの転生者
「…。」
「やあ!」
「…。」
「やあ!」
またか…。
「なんだよ?」
「死ね!」
また、ナイフを持っていたバットで打ったはずだが、そこには、居なかった。
「…。」
「やあ!」
「…。」
「…死ね!」
また、ナイフを持っていたバットで打ったはずだが、そこには、居なかった。
「…あれっ?」
「…死ね!」
俺は、今度は、ナイフをはじいた。
「…。」
「はあっ!」
また、ナイフを持っていたバットで打ったはずだが、そこには、居なかった。
「…おかしな、過去で何度もあいつに襲われている。…次に出そうなのは…。」
俺は、そこで待っていると…。
「死ね!…あれ?」
フルスイングで、腰ごと打った。
「なっ…なぜ…?」
(そりゃあ、何度も奇襲すればそうなるわな。)