無限転生者
「はあ…。」
「ん?どうしたんだ?」
「ん?」
しばらく、歩いていると青年が現れた。
「なんだ?」
「いや…なんか困りごとですかね?顔が暗いですよ?」
「そうか?」
「ええ、でも、もっと暗くなりますけどね?」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
(…邪魔だ。)
「はあ…。」
「ん?どうしたんだ?」
「ん?」
しばらく、歩いていると青年が現れた。
「なんだ?」
「いや…なんか困りごとですかね?顔が暗いですよ?」
「そうか?」
「ええ、でも、もっと暗くなりますけどね?」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
(…なんだ。)
「はあ…。」
「ん?どうしたんだ?」
「ん?」
しばらく、歩いていると青年が現れた。
「なんだ?」
「いや…なんか困りごとですかね?顔が暗いですよ?」
「そうか?」
「ええ、でも、もっと暗くなりますけどね?」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
(…三度目?。)
「はあ…。」
「ん?どうしたんだ?」
「ん?」
しばらく、歩いていると青年が現れた。
「なんだ?」
「いや…なんか困りごとですかね?顔が暗いですよ?」
「そうか?」
「ええ、でも、もっと暗くなりますけどね?」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
(…15回目。いや…待て、さっきから景色が変わっていない。)
「はあ…。」
「ん?どうしたんだ?」
「ん?」
しばらく、歩いていると青年が現れた。
「なんだ?」
「いや…なんか困りごとですかね?顔が暗いですよ?」
「そうか?」
「ええ、でも、もっと暗くなりますけどね?」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
「はあ…。」
「ん?どうしたんだ?」
「ん?」
しばらく、歩いていると青年が現れた。
「うわああああああああ!」
「いや…なんか困りごとですかね?顔が暗いですよ?」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
(…なんだ、こいつは?)
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
「あの…。」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
「その…。」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
「ごめんなさい…。」
彼の手には、ナイフが握られていた。
眼球ごと、バットで打った。
しばらく、歩いていると青年が現れた。
「なんだ?」
「いや…なんか困りごとですかね?顔が暗いですよ?」
「そうか?」
「ええ、お気を付けて。」
「…ありがとう。」