表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生者‘s  作者: 葵流星
1/14

甲子園

甲子園球場

第三試合 18回裏 

東海学園対浦和桐蔭


「…。」


俺は今、二、三塁に走者を抱える形になっている。

左中間にヒットを放たれてから、送りバントが成功し、そしてフォアボールによる進塁、さらに、盗塁も許してしまった。

今、なんとか三振を取り、そして、カウントが終わった。


(ボール…?)


俺は首を振った。


ここで、アウトを取ってしまえば試合を終わらせられる。

点差はたったの一点。

ここで、打たれてしまった時点で終わってしまう…俺たちの夏が。

ここは、一か八か、ストレートで勝負をしたい。


(…。)


目を向けて、腕を力強く振った。

ボールは、ただキャッチャーミットに進んでいく。

そして、振り下ろされたバットよりも速く、届いた。


「ストライク、バッター、アウト!」


…ああ、やったのか。


投球数は200を超えていた。


俺は、歓声を聞いた瞬間、気を失った。


そういえば、今日は暑くなるんだったっけ?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ