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龍と恭  作者: 萩悠
日常編
82/83

近いもの

この前に雪の日の話を投稿していましたが、すみません、彼らの居る時間軸はまだ夏手前です。

ちょくちょくミスってますね、本当にすみません。

また投稿済みのイベント系小説は一箇所にまとめておきます。

「恭ちゃーん、もうすぐ文化祭だね!!」


「いや、まだまだ先だろ。」


「だってもう二ヶ月前だよ?!そろそろ店決めたりしだす時期!!」


至極楽しそうに恭の机を叩く龍を見て恭は溜息をひとつ。


「叩くな止めろ。ゲームの画面が揺れる。」


「ゲーム止めてたまには俺の話も聞いて?!」


「あーはいはい。で、文化祭か?まだ先なのに。」


これは煩そうだと判断した恭は一旦ゲームをセーブ。


「そーだよっ!今年は何すんのかな~!模擬店は飲食系やりたい!!」


「また面倒くさそうなのを希望するんだな。」


「いや、だって高校生だよ?!飲食店だよ?!やりたくない?!」


「悪いがお前の基準が全くわからねぇ。」


「何でだ?!」


心底不思議そうな龍を見て恭はあらぬ方向を見る。


「あ…。」


「何?どうしたのさ恭ちゃん?」


突然声を上げた恭の目線の先にはカレンダー。


「龍、お前この前のテストで赤点はいくつだ?」


「え?……いやー、何のことだかチョットワカラナイデス…」


「英語、数学、日本史の三つか。」


「何で把握してんの?!」


「さて問題です。期末テストまで後何日でしょうか?」


「………チョットナニイッテンノカワカラナイヨ…」


「正解は二週間です。龍、お前今回は俺に泣きついてくるなよ?だって二ヶ月先の文化祭で頭がいっぱいだもんなぁ?」


「本当にすいませんでした。頼むので勉強教えてくださいお願いします。」

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