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能ある鷹は何とやら
天才と馬鹿は紙一重。
「…。あれ?」
「ん~?どったの恭ちゃん?」
恭のベッドを占領して漫画を読み耽っていたものの、持ち主が悩んでいるようなので一旦漫画を閉じる。
「恭ちゃん言うな!いや、この問題で詰まってな。んー、どれ使うんだっけか…。」
「えー、珍しっ!恭ちゃんでも詰まるんだ~」
「俺は天才じゃない。詰まる事もある。ついでに言うと数学は苦手だ。」
「マジでー?どの問題?」
「これ。ここまで出てんだけど先がな…。」
「え、これの何がわかんないの?これって余弦定理を変形したやつをここに使えば一発じゃん。」
「ん?………………あ、解けた。」
「だろー?さーて、早く続き読もー」




