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龍と恭  作者: 萩悠
日常編
63/83

美少女戦士

「で、何で突然セーラースターやろうと思った訳?え、何?お前そんなに死にたかったの?えぇ?もう少しで狩れたのにデータ飛んだんだけど?」


「いや、本当にすみませんでした。」


結局お仕置きという名の制裁を恭から見事に承った龍は、為す術もなく床に正座していた。

片手にゲーム画面をちらつかせながらニコニコと問い掛ける恭の姿は、最早恐怖を体現した物以外の何物でもない。


「で、そもそもの原因は何?」


「そうなの!聞いてよ恭ちゃん!」


「五月蝿い。聞いてるから。で?」


ガバッと顔を上げた龍を心底ウザそうな目で見ながらも一応問い掛ける恭。


「それがさ!咲さんにアルバム片付けてるから私の部屋に持って行ってって頼まれたから持って行ったんだけど、咲さんの部屋にセーラースター全巻揃っててさ!!」


キラキラと目を輝かせながら報告をする龍を見て、話が終わるよりも先に察した恭は思わず溜め息をついた。


「一応聞くけどさ…。お前読んだそれ、片付けたわけ?」


「…………あ。」


「お前命知らずだな本当に………」


『やべぇ、やらかした』と完全に顔に書いてある龍を見、自室のドアを開け放っている人物を見て恭は引きつった笑みを浮かべた。


「ねぇ、やばい恭ちゃんどうしブヘッ?!」


見事に床にダイブした龍の頭には咲の足。


「さ、咲さん………」


柔らかい笑みを浮かべた咲が龍に最後通帳を告げた。


「女をナメないでいただきたいわねぇ?」


「いや、その…咲さんんん?!」


「ハイヒールでおしおき程度で済むと思うなよ龍?」


グリグリと足で頭をなじる姉の姿を見た恭は、無言で手を合わせた。

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