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龍と恭  作者: 萩悠
日常編
62/83

美少年戦士

日常編に戻りますー

「恭ちゃぁぁぁぁんっ!!!」


ご丁寧にバンッという効果音付きで恭の部屋の扉が開かれる。

こんな事をする奴はそう居ない。


「………。龍、ドア壊れる。後、狩ってる最中に五月蝿い。操作ミスる。」


「相変わらず辛辣しんらつ!」


いつもと変わらず、黙々とボタンを連打する恭の方に向き直り、龍はおもむろに話し出した。


「んもーうっ!いつもいつも折角のお休みだというのにゲームばかりだなんてつまらないっ!」


「?!?!」


突然の出来事に、恭は思わずゲームから目を離して龍を凝視する。


「スター・プリズム・パワー!メイクアップ!!」


「は?………え?龍?!」


更に、突然ポーズを決めだした龍に驚きを隠せない恭は、ポカンと口を開け、ゲームを取り落とす。


「愛と正義の学ラン美少年戦士、セーラー…じゃないけど、えと…」


龍がそこまで名乗った段階で、いち早く自分がやらかした失態に気づき、恭は無言でゲーム機を拾い上げた。

もちろん、画面にはnot clearedの文字。


「とにかくセーラードラゴン!」


「龍……………」


「ん?」


どや顔でポーズを決めていた龍は、一瞬にして青ざめた。


「龍………星にかわっておしおき程度で済むと思うなよ?」

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