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龍と恭  作者: 萩悠
体育祭編
61/83

後日談―水野家にて―

水野家、龍の家です。

「母ちゃんおかわり!」


「龍!自分で入れな!」


「翔兄ー…」


「龍?」


「や、何でもないデス…」


冷たい家族に当てられて片言になりつつ龍は席を立つ。


「龍、あんたついでにドレッシング取って。」


「あ、龍俺の分のお茶入れてきて。」


「ちょっ?!何か酷くね?俺に酷くね?俺体動かしてきたばっかりなのに!!取るけど、取るけどね?!」


文句を言いつつもしっかりドレッシングとお茶を持ち、龍は自分の席に戻る。


「あ、今日そういえばどうだったの?恭ちゃん頑張ってた?」


「ちょっ、母ちゃん俺は?!俺には興味ないの?!」


「あ、母さん、明日咲が家来るってー。」


「あら本当?咲ちゃんはどんどん美人になっていくわよねー。翔、しっかり掴まえときなさいよ?」


「そりゃあ当然。」


「俺の話はスルーなの?!」


主張すれどもすれどもスルーされる龍は最早涙目。


「あぁ、龍ー」


「何?母ちゃん?!」


ようやく自分の名前が出た事により、龍の顔が効果音を付けたくなる位の笑顔に変わる。


「あんた自分で体操服手洗いしてね。」


「やっぱそうなるの?!もっと俺に優しくして!」


「え?あんた何か言ってたっけ?」


「嘘でしょ?!」


騒がしい水野家の夜は更けていく。

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