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龍と恭  作者: 萩悠
日常編
6/83

好き嫌い

「……。」


 シイタケ、人参、ピーマン、トマト、鮭。

次々に物が弁当箱を行き来する。


「…ねぇ、恭ちゃん。」


「何?あと恭ちゃん言うな。」


「無言で嫌いな食べ物俺の弁当箱に入れんの止めない?」


「何を今更?」


「いや、恭ちゃん好き嫌い多すぎるから。バランス良く食べないと身体壊すよ?」


「わかってる。」


「だったら食べようよ!大体恭ちゃんはシイタケ、人参、ピーマン、トマト、鮭って最早何を食べてるのさ?」


「え、米?」


「いや、まぁ、うんそうだね。でもとりあえず食べる努力はしようよ!」


「ふむ、それもそうか。」


箸がある一点で止まる。

静寂が辺りを包み込む。


「……。」


鮭。


「だからぁ!!」

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