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龍と恭  作者: 萩悠
体育祭編
55/83

棒倒し

すげーお久しぶりです、萩悠です。


夏休みに入りました。

体育祭編を頑張って更新したいんです。これは凄く思ってはいるんです。


なのに、何故か日常回のみが下書きに溜まっていく。

うーん、謎。


そんなこんなで体育祭編も佳境です!

『学年対抗男子合同競技、棒倒し!お前ら準備はいいかぁっ!!!』


《うおぉぉぉぉっ!!!》


マイクを片手に煽る教頭の声に対し、赤、白、双方から雄叫びが上がる。


「教頭先生ーっ!」

「きゃぁぁぁっ!」

「相変わらずいい声っ!!」


教頭の声に女子からも声援が上がる。


『赤陣営主将、水野!』


「はいっ!」


元気よく前に進み出たのは勿論龍。

赤いはちまきが風になびく姿が様になっている。


『白陣営主将、木下!』


「………。」


「「「はぁぁぁぁぁいっ!!!」」」


進み出た恭ではなく周りから何故か上がる声。

頭を掻きながら恭は腕のはちまきをほどく。


「ん。」


満足そうに頷く恭の頭には白いはちまき。

何故かその姿を見た周りからは嘆息がこぼれる。


二人は教頭に一礼。更に来賓席、観客席へと一礼し、各々(おのおの)の陣へと戻っていく。


その二人を見届けた教頭は再びマイクを持った。


『準備はいいか!』


「「「おぉぉぉぉっ!!!」」」


者共ものども、かかれ!』


ここに、開戦の火蓋が切って落とされた。

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