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恭の交友関係
「ちょっと待って、恭ちゃんって一体公園で何してんの?!」
「何ってお前…ベンチに座ってのんびり本を読んでたりするけど?」
「それで何でばぁちゃん友達が出来るわけ?!」
「あー、ベンチに座ってのんびり本読んでたら、毎回犬の散歩してるばぁちゃんと友達になった。」
「マジでか…」
「マジで。毎週土曜日に一緒になって一時間くらい喋ってる。そんときにキーホルダーの話になって今に至る。」
「何それ俺知らない!」
「言ってねぇし。ちなみに毎月第2土曜日は老人会のじいちゃんばぁちゃんとラジオ体操してる。っとよし、出来た。うん、完璧。」
完全に授業中に作っていたとは思えないクオリティーの柴犬が完成。
それを満足げに眺める恭となんとも言えない顔で見る龍。
そして龍は一言。
「長年幼馴染をやってるけど、未だに俺は恭ちゃんがわからないよ。」




