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龍と恭  作者: 萩悠
日常編
14/83

シャトルラン

「恭ちゃん、止めるとき言ってね!俺も止めるから!」


「お前は女子か龍…」


「だって周り誰も居ないのに走り続けるとか何の拷問!」


「え、何お前そんなに走る気なの?引くわー…。」


「逆に恭ちゃんは走らないの?!」


「いや、走るけどさ。」


「シャトルラン始めまーす!3、2、1、スタート!」


ゆっくりとしたテンポで音が鳴る。

しかし、それも30、40と回を重ねるごとにスピードが上がっていく。


「龍くーん!頑張ってー!」


「まっかせといてーっ!!」


「恭くーん!」


「ウゼ。」


「ちょっ、恭ちゃん?!応援にウザいは無いんじゃない?!」


「黙れ龍。」


最初の方こそ軽口を叩き合っていた訳だが、流石に50を越えると口数も減ってくる。


「……はっ……はぁ……。」


「……ん。」


周りに居たメンバーも段々と減っていく。


『132』


アナウンスがそう告げたときにようやく最後の一人、龍が走るのを止める。


拍手が鳴り響く中、どうにか壁際に這っていき、壁に凭れてタオルで顔を覆う。


「おう、おつー。」


爽やかな笑顔を見せる恭に、龍はお決まりの台詞を吐いた。


「一緒に止めようって言ったじゃん!!」

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