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はいそっ  作者: 相野仁
八話
74/114

10

 体育祭は第一運動場で行われ、最初にまず開会式だ。

 これの挨拶をするのは生徒会会長である姫小路先輩である。

 今日の為に用意されたヒノキの壇にのぼって、マイクの前に立つ。

 美しい姿と声に誰もが見ほれている、と言っても誇張ではないだろう。

 先輩が一礼して壇から降りる際、盛大な拍手が起こった。

 この人の後を継ぐって、とても大変なんじゃないだろうか。

 心のそこからそう思わざるを得ない。

 次に宣誓があるんだけど、それをやるのは体育部部長の先輩である。

 ……名前、何だったっけ?

 失礼なのは重々承知だが、そろそろ先輩がたの顔と名前が一致しなくなってきたな。

 皆綺麗でそれぞれ魅力的な人たちではあるけど、数百人の女子の顔を全部というのはちょっと……。

 明朗な声での挨拶が終わると、一同は退場する。

 来賓っぽい人が白いテントに座っていたりはするんだけど、挨拶はないらしい。

 英陵だし、来賓っぽい人たち皆が実は保護者なんてことはあるかもしれないな。

 俺たち一年の席は、三分割した一番左側である。

 椅子は自分たちで持ってきたわけではなく、いつの間にか用意されていた。

 それも柔らかい背もたれとクッションがついた、高そうな一品である。

 グレーという色も何だか上品に思えてくるほどだ。

 更にはテントが張られているおかげで涼しいし。

 色で識別する為か、学年ごとで赤、青、緑と違っているが。

 そこまで考えた時、ふと気づく。

 そう言えば他のものも、準備している誰かの姿を見た記憶はない。

 業者に頼んでやってもらったんだろうか。

 庶民に言わせれば無駄に金を使っているだけなんだが、英陵が発注することで業者も儲かっているんだろうし、難しいなあ。

 とりあえず、それって体育祭か? と言われたらこう返さなきゃいけない。

 ここは私立英陵高校です、と。

 ちなみに保護者たちのいる観客席は、俺たちの席とトラックを挟んで向き合うような位置にある。

 その隣に体育祭の実行委員会席があった。

 たぶん、姫小路先輩はそっちに座っていると思う。

 他の生徒会メンバーはクラスの席にいるけど、生徒会長は別枠なんだとか。


「ただいまよりプログラムを……」


 実行委員会の一人、放送部の先輩のアナウンスが響く。

 声はとても明朗で通りがよく、進行役に選ばれただけのことはあると思う。

 プログラム一番は一年生による玉入れだ。

 英陵では色ごとにチームわけではなく、各学年での組対抗となる。

 つまり一年一組、二年一組、三年一組で一組チームを作るというわけだ。

 聞いたところによると俺たちの七組チームはただ一人を除いて別に強くはないが、他もそこまで変わらないらしい。

 皆、中等部から進学してきている為、誰がどの程度の実力を持っているか、把握しているようだった。

 もちろん、学校側も承知していて、戦力を平均化する為のクラス分けをしたのだろう。

 一年生たちが可愛らしいかけ声と共に入場し、所定の位置につく。

 その間、俺だけが一人ぽつんと残される。

 玉入れなら性別のハンデなんて発生しないと思われるのだが、例外は認められなかった。

 ところで何やら視線を集めている気がするけど、錯覚かな。

 二、三年の席とも観客席とも離れているし、俺のことを凝視する人なんていないだろう。

 あいつが唯一の男子生徒か、みたいな風に思われている可能性は高いだろうけどな。

 ピストルが鳴らされて一斉に玉が投げられる。

 さて、どこが優勢かと思っていたら、我が七組がじわじわと玉が入っていく。

 その原因はたった一人、デジーレだった。

 他の女の子は外れたり、そもそもカゴまで届かせるのが難しそうだったりするのだけど、彼女だけはひょいひょいと入れているのだ。

 さすがに百発百中とはいかないが、女子としては十分すごい。

 正直なところ、俺よりずっと上手いんじゃないか?

 俺の出場が認められたなかったのは、ひょっとしてデジーレがいれるだけで強いと判断されたからか?

 そんな風な考えが思い浮かんだほど、貴族令嬢はぬきんでていた。

 そう、もう分かったかもしれないが、一人の例外とはデジーレのことである。

 中等部の時もすごかったと相羽が友達自慢をしていた。

 立て続けにピストルが鳴らされて、競技は終了する。

 一位は七組、二位は二組、三位は一組だった。

 一位と二位以下はかなりの差があったけど、他は大きくはない。

 デジーレ一人の力で勝ったようなものだな、これ。

 ただまあ、一人で全競技に出るというわけにはいかないし、他にも強い子はいるだろうから楽しみだ。

 退場する女子生徒たちを拍手で迎える。

 クラスメイトたちは戻ってくると、どこか誇らしげな笑顔を俺に向けてきた。


「いかがですか、ヤス。ご覧になっていましたか?」


 その中心人物はデジーレだったが、これは当然だろう。

 彼女こそ勝利の立役者なんだから。


「うん。すごかった」


 心情をこめて賞賛すると、彼女は白皙の美貌を嬉しそうに紅潮させる。

 何となく色気がただよっているようにさえ、見えてしまって俺は必死にクールダウンした。

 ただでさえ体操服姿で体のラインがよく分かるからな。

 変な気持ちを起こすわけにはいかない。


「悔しいけれど、デジーレのおかげで勝てたようなものですもの」


「ここは引き下がるしかありませんね」


 何やらちょっと不穏な声が聞こえた気がした。

 思わずそちらを見ると、女子の一人が「私、リレーは得意だと思うのです」とアピールしてくる。


「う、うん。楽しみにしているね」


 何となくではあったものの、こう言うしかない流れな気がした。


「はい」


 その子は打って変わって明るい笑顔になり、期待のこもったまなざしを送ってきてくれたので、これでよかったのだろうとホッとする。

 あ、そうか、一人だけ褒めてもダメなんだっけか。

 俺は千香に言われた注意事項を思い出す。

 デジーレが無双したものだったからついついやってしまったけど、ここは他の子だって頑張っていたと言わなきゃいけなかったのかもしれない。

 面倒くさくないと言えば嘘になるが、やらないわけにはいかないよな。

 だって、人間関係なんて面倒くさいもんだし。

 お嬢様たちの意外な一面を見た気がする。

 どちらかと言えば、小さな子どもがかまってもらえなくて拗ねてしまった、みたいな可愛らしいものではあったが。

 次は二年生のリレー。

 これは一人で四百メートルトラックを半周、すなわち二百メートル走るもの。

 走者は八人と多い気はするけど、見応えはあるかな。

 ひとまず隣に座っている相羽に訊いてみた。


「二年生で足が速いのって誰なんだろう?」


「それは内田智子様だと思うよ?」


 相羽はくりっとした目を瞬きしながら、そう答えてくれる。

 おお、内田先輩なのか。

 意外さはあんまりない。

 と言うか、俺の知り合い、すごい人が多いな。


 たまたまか、それともそういう人の集団なのか?

 何となくだけど、後者の気がするな。

 大概のことなら「ここは英陵」がファイナルアンサーになるようなところだし。

 部外者にしてみれば、答えになっていないんだろうけど。

 さあ競技が始まる。

 やはりと言うか、自分たちと同じ組の先輩を応援する子が多い。

 ただしまあ、同じ部活などの相手のことも忘れずにといったところだ。

 そしてそれを咎める子はいない。

 熱気は確かにあるけど、真剣なバトルと言うよりは、祭を楽しんでいるといった雰囲気と言うべきかもしれない。

 ところで俺は誰を応援すればいいんだろう?

 遠目で判断する限りだと、二年の知り合いのうち出場しているのは、内田先輩だけだ。

 だったら七組の先輩と内田先輩を応援しよう。

 応援のやり方は特に難しくはない。

 相手の名前を呼んで、がんばれーと叫ぶだけだ。

 ここが英陵スタイルだったらきっとやらなかったけど。

 あれよあれよといううちにアンカー勝負になる。

 先頭は一組、次に五組、それから内田先輩のクラス。

 残念ながら七組は下から二番めだ。

 これは厳しいが内田先輩はどうかと思っていると、一気に二人を抜き去ってしまう。

 控えめながら黄色い歓声が起こる。

 あれ、運動が得意な人は少ないんじゃなかったっけ?

 それとも英陵的な基準での話なのかな?

 とりあえずまあ、内田先輩が先頭でゴールして、次に五組、それから一組だ。

 七組の先輩は最下位に終わってしまう。

 さっき一番だったから、そこまで痛くはないんだけどな。

 たぶんだけど、優勝を真剣に狙っている子は一人もいないし。

 だって最下位に終わったけど、皆先輩たちに笑顔で「お疲れ様でした」と声をかけている。

 普通なら残念がったりする子がいたり、悲鳴の一つ、ため息の一つが出そうなところなのにさ。

 二競技が終わって一位は一組チームの百六十点だ。

 一つ勝って他がダメよりも、複数の競技で安定して上位に入った方がポイントを稼げるシステムらしい。

 二位は内田先輩のクラスとうちのクラスで並んでいる。

 続いては三年生のおおなわとびだ。

 相羽に予想を聞いてみると困った顔をされる。

 さすがにどの先輩が縄にひっかかりやすいのか、把握しきれていないらしい。

 それはまあそうかな、と思う。

 なわとびなら呼吸とかも大事なんだろうし、なわを回す係りが変わればある程度変わってくるものじゃないかな。

 姫小路先輩と高遠先輩はどこにいるだろうか?

 そう思って探したら、意外とあっさりと見つかる。

 失礼な表現かもしれないけど、高遠先輩は他の先輩よりも一回りほど、姫小路先輩は二回りほど綺麗で目立つ。

 高遠先輩は一組、姫小路先輩は五組だったのか。

 二人のクラスはどちらも順調にとんでいるようだ。

 もっとも、そこはお嬢様学校だからか、十回をとべればかなりすごいらしいと何となく分かってくる。

 結局、おおなわとびでトップは五組、二位が一組、三位が二組だった。

 これで一組チームが更に二位以下を突き放すことになる。


「あれ、一組チームはずいぶんと強いな」


 どこが優勝するか分からないくらいの差しかないって聞いていたのに。

 そうつぶやくと、相羽の隣に座っていたデジーレが応えた。


「まだ序盤ですよ。どの学年も一競技しか終わっていないじゃないの」


 いやまあ、そうなんですけどね。

 のんびりと呆れた声で言われてしまうと、反論しようという気にはならない。

 確かにプログラムはほとんど消化されていないので、どこが強いというのは時期尚早だったかな?

 一人が出場できる競技は限られているし……一年と三年は全体競技だったけど、二年だけ個人競技だったというのもあるかも。

 

「むしろ強いのは、五組の方じゃないかしら」


 俺の真後ろに座っている小早川がそんなことを言う。

 何でだと思ったけど、つい先ほどの光景を思い出す。


「姫小路先輩がいるから……?」


 そう言うと、近くにいる女の子全員が首肯する。

 

「特に一年生と二年生は頑張ると思うわ」


 小早川がきっぱりと断言した。

 誰も否定しなかったし、俺も何となく理由は分かる気がする。

 姫小路先輩がそれだけ慕われているってだけだけど。

 戦力差が大きくないなら、頑張り具合で決まるのかね。

 パッと見た限りだと、そこまで五組チームは懸命になっているとも思えないんだけど。

 それとも練習を頑張ったんだろうか。

 次の種目を見ながらそんなことを考える。

 次は一年生のスウェーデンリレーだ。

 走る距離は五十メートル、百メートル、二百メートルで、各距離を二人ずつが走る。

 俺が知っているものより距離が短いのは、女子だからだろうか。

 今回、デジーレは出場しない。

 温存されたのかもしれないな。

 代わりに小早川たちが出場する。

 他の組はどうなのかな、と言っても知り合いなんて百合子さんたちくらいしかいないんだよな。

 その百合子さんだけど、どうも出場するらしい。

 一瞬だけ目があった。

 おっとりとした美少女な百合子さんは目が合うと、はにかんだ笑みを見せてくれた。

 それからハッとなってうつむいてしまう。

 そんな彼女の様子に気がついた他の女の子たち数人が、一斉にこちらを見る。

 その統制が取れた動きは、正直ちょっと怖いです。

 でも、たじろぐ姿なんて見せられないので、何とか踏みとどまる。

 彼女たちもこちらに微笑みかけてきたから、俺も微笑み返す。

 それに気づいたのは、隣の席の相羽だった。


「さすがヒーロー様だよね」


 そういう声にはちくりと棘が混ざっている気がする。

 普段決してしない呼び方から、機嫌が悪いことは推測できた。

 クラスメイトを応援することもなく、他のクラスの子と微笑みあっていたらそりゃ嫌味も飛んでくるよな。

 

「ご、ごめん」


「いいよ。赤松君、人気者だしね」


 相羽はそう言ってため息をつく。

 何だろう?

 もう怒ってはいないと思うんだけど、何やら諦められてしまったような気配がした。

 女の子って自分だけが特別じゃないと嫌なんだと千香が言っていた気がするが、そんなの彼女だけで十分だろう。

 友達一人一人を特別扱いしろとか、無理ゲーにもほどがあるしな。

 とここまで考えて気づいたが、英陵の女の子たちだから「自分が特別」ということに慣れているんじゃないか?

 お嬢様なんだからそれが当たり前だったんだろう。

 ……そう考えたら、ちょっと怖いと思う態度にも何か納得できる気がする。

 少なくとも俺は誰かを特別扱いなんてしていないし、するつもりもない。

 それが女の子たちにとっては珍しいんじゃないだろうか。

 いくらなんでも、それが俺が入学を許された理由だとは思えない。

 だって友達同士や先輩後輩なんかで、そういった事例はいくらでもあるだろうし。

 ただ、全く無視はできないかもしれないな。

 そうこうしているうちにスウェーデンリレーは終わり、優勝したのは六組だった。

 二位に二組、三位が四組と続き、七組と八組は下位に終わる。

 小早川はけっこう速かったけど、他の子はそうでもなかった。

 百合子さんも自分で不得意だというだけのことはあり、短い五十メートルを任されて下から二番めにバトンを渡している。

 目をひくほど速い子はいないんだが、少しずつの差が積み重なるとそれなりの差となっていた。

 まだまだ分からないけどな。

 次に二年生だけど、全体競技の大玉転がしである。

 やっぱり内田先輩がすごいのかなと思って見ていたら、季理子さんと紫子さんもなかなかだった。

 でも、一番強かったのは藤村先輩である。

 大玉転がしで強いって表現は変かもしれないけど、そんな印象を受けた。

 あの人、自信なさそうにおどおどしているタイプなので、てっきり運動が苦手だろうと思っていたんだけど、別にそんなことはないらしい。

 そんな先輩の意外な一面に驚かされるという展開があった後、三年のダンス「さらばまどいよ」がはじまる。

 ダンスと言っても三年のは日本の舞踊になるようだが。

 聖霊会の舞楽とかって書いてあるな。  

 競技名と何か関係があるんだろうか?

 意味をこっそり水倉先輩に聞いてみたところ、「楽しかったひと時よさようなら」的な意味らしい。

 三年生がずらっと並んでメロディに合わせて、踊るのは壮観だった。

 よく見たら中央の一番前にいるのは、姫小路先輩じゃないかな。

 クラスの並びを無視した位置なのはどういうことなんだろう?

 疑問に思ったけど、誰かに訊ける空気じゃなかった。

 クラスメイトの誰もが息を潜めて、三年生たちの踊りに見入っている。

 少しでも音を立てたら睨まれそうな雰囲気なのだ。

 そんなことになっていても当然だと思えるくらいすごい。

 踊りのよしあしはよく分からない俺でも、動作の一つ一つが優雅で洗練されていると分かる。

 これが集大成というものだろうか。

 どこか寂しくて、別れを告げていると言われても何となく分かる。

 踊りのよしあしなんてほとんど分からない俺ですらそう感じるくらいだから、さぞ他の人たちの胸に響いていることだろう。

 曲が終わって先輩たちがお辞儀をした時、万雷の拍手が起こった。

 むろん、俺だって例外じゃない。

 手が痛くなるのも忘れて叩いていた。

 いいものを見れたと感動したと言えば誇張になるかもしれないけど、限りなくそれに近い。

 ただ、一つだけ懸念事項が生まれる。

 俺、この人たちとも一緒に全体ダンスを踊るのか?

 そりゃ全体ダンスはこれよりも難易度が下がっているようだが、それにしてもなぁ。

 及第点をもらえたんだから、足手まといにならないと思いたいけど、それでも不安は消えない。

 プログラム七番はまた一年生に戻り、大縄跳びである。

 こうして一年から三年の間で順に繰り返していくようだ。

 俺はこの競技にも参加できない。

 ぽつんと残されるのは二度めになる。

 相変わらず視線を感じるのは気のせいじゃないように思えてきた。

 二、三年はチラチラ見ている感じなんだけど、観客席の方がね。

 競技がはじまったら、そっちに意識が向いているとは思うんだが。

 おおなわとびだけど、どの組も似たり寄ったりなように見える。

 五、六回くらいで誰かがひっかかってしまう。

 俺もあんまり得意じゃないしなぁ……一人だとそこそこなんだけど。

 三年と比べてみると、三年生の方が上手いというか呼吸が合っている気はする。

 やってきたことがそのまま出るもんなのかなぁ。

 そのうち、八組がするすると飛んでいき、十二回を達成する。

 それを超えるクラスは現れず、八組がトップとなった。

 七組は三位だから悪い順位ではない。

 二位は五組で、一組は最下位になってしまう。

 五組が強いけど、それ以外は何だかんだであまり差はないんじゃないか。

 そんな気がして来た。

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