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2.ドッキリだよな?

「ま、舞?」


どこに行った?もしかして、あいつが俺の靴箱にこっそり入れて、後でドッキリ大成功っていう感じのよくテレビで見るタイプのやつか?いや、そうだ。そうに違いない。きっとこのまま何食わぬ顔で教室に入ったらあいつの頭にハテナが飛び回るはずだ。よし、一ミリも表情筋を動かさずに教室まで行ってやる…!


     

          (ガラガラ)


「あ!智樹!遅かったじゃん、下駄箱でなんか急に動かなくなったから、置いてったよ。ごめんね。で、たまたま下駄箱で会った橘さんと一緒に教室まで行ったよ。ね、橘さん?」


「……(無言)」


「あ、あぁ、、全然、、、ところで舞、なにか隠してることないか?」


「……やっぱり気づいたんだ…」


「(いやよかったー!耐えたー!だよな急にあんな手紙ありえないよなー、この智樹一回心臓が止まったけどなんとか教室まで来てよかったー!ふっふー!)


「私、智樹のことがずっと……!!」


「ごめんなさい桜田さん。少し失礼するわね」


「へ、?う、うん(今いいとこだったのに!)」



       (橘さんが立ち去る)



「えっと、それでね智樹、、ずっと前から好…!」


「おい、舞!心臓に悪いドッキリはやめてくれよ!」


「え、?ドッキリって?」


「え?」


「へ?」


「え、ごめん。そのドッキリって何が?いまいち状況が…」


「え、ハニーからの別れようの手紙って舞のドッキリなんじゃ…?」


「私そんなの知らないよ?というか、私はもう中学で反省したから。智樹の相手には絶対手を出さないって決めたから!」


「舞だって言ってくれ…」


「…?なんて?」


「舞がやったって言ってくれよー!そうでないと俺今この瞬間に爆散しちゃいそうだよー!(泣)」


「お、落ち着いて!一回落ち着いて話そ!ね?」




      (泣き止んでから訳を説明)




「な、なるほど、それは朝から災難だったね。」


「そうだよ。で、結局あれは舞がやった訳じゃないの?」


「違うよ!てゆーか、さっきも言ったけど、もう反省してるから、何もしないってば!」


「じゃあ俺はシンプルに振られたってこと?うわーん!(泣)」


「なるほど、だからさっき橘さんは智樹が来た瞬間に立ち去ったんだね。」


「(無言で頷く)」


「でもあんなにイチャイチャしてたのに、急にそんな紙切れ一枚で別れようなんておかしくない?ちょっと話を聞きに行ってみようよ。私、放課後いつも橘さんがいる市立図書館の場所知ってるから、一緒に行こ?(ニヤっ)」


「ごめんな舞。ありがとう。」


「そういう細かく感謝が言えるところ、智樹のいいとこだと思うよ!」


「舞〜!(泣)」


「もう泣かないで!ほら、朝の準備早く終わらせて!」




         (放課後に続く)






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