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自己満で書いてます。
友樹は勢よく飛び出したはいいものの初めて来たとこなので何処に行こうか困った。
だが隼人に昼間は家に居るなといわれたのでひとりで時間を潰せるところを検索した。行ったことないとこだがヒトカラになどに挑戦するのもありだしネットカフェは母が居るときに大手チェーンである快適倶楽部の会員カードを作って持っていた。
いろいろ悩んだがとりあえずご飯を食べる事にしお金もなるべく安く済ませようと竹屋で牛丼を食べた。
時刻は現在午後二時。家を出たのが一時だったのでまだ友樹は3時間も時間があるので結局快適倶楽部へ。昼間は家に入れないならバイトを探そうと思ったのだ。
だがその日は結局なかなかいいところが見つからず5時まで時間を潰し戻ることにした。
そして憂鬱な気持ちで隼人の家まで来たが肝心なことに気がついた友樹は合鍵を貰っていないので入れない。
仕方ない入れなかったらまたどこかで時間を潰そうとインターホンを押したすると明美が出てきて。
明美『お、帰ってきたわね〜?ほら上がっていろいろ話も聞かなきゃだし』
といって迎え入れてくれて歓迎会としてピザを食べさせてもらったのであった。
それから3日間友樹と明美はいろいろ話した隼人に決められたルールの話も隼人が休みの場合どうするのかとかいろいろ穴だらけと言うかまともな話し合いしてないのであたりまえなのだがそこは綾華が代わりに聞いといてくれると言うことで落ち着いたのだった。
明美『そう言えば友樹くん?明日から高校生だっけ?準備とかちゃんとしてる?』
友樹『はい。定時制で制服とかはないですし明日は入学式と教科書購入だけなんで?』
明美『あー。そうなんだ!私立なんだよね?』
友樹『はいお世話になった人が手続きしてくれて…。』
勿論正重のことである。学費も貯金からと思っていたが正重が高くないし『瞳くんの退職金の一部としてそれくらい払う!』と言ってくれたのだ。
因みに定時制になったのも友樹の学力が低く受験シーズンに親がなくなり勉強出来なかったのでレベルの低いところを探したのだった。
本当は友樹は中学卒業したら就職しようとしたのだがせめて高校は卒業した方が中卒で就職するのは正重が瞳に顔向けが出来ないと言って辞めさせたのだった。
(ありがとうございます正重さん。)
と友樹は心の中でお礼をいった。本人が聞いていたら『爺ちゃんと呼べ!』と、言われるだろうなと思い眠りにつくのだった。