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試しにやってみようとして投稿してます。文章力がなく読みにくいかもですが自己満です。
4月7日の午前1時
数ヶ月前は薄暗い廊下を歩き、部屋の前で足を止め部屋をコンコンっとノックする。
『………入れ。』
厳格そうな声が聞こえ部屋に入ると部屋は電気がついておらず、窓からの明かりだけで人が居る事が確認できた。
『……本当にいっ』
『居るなら電気くらいつけてくださいよ』
っと話を遮るように電気をつける。薄暗かった部屋に明かりが付き焦ったような声が聞こえてきた。
『ちょっと、ちょっと、暗い方が雰囲気あってかっこよくない?』
この男は千堂正重。千堂グループの創設者であり会長として厳格そうな雰囲気を醸し出しているが友樹の前では使い分けてるのかお調子者のイメージが強い。
呆れていると咳払いをしたあとに再び声が聞こえた。
正重『ゴホン。…っで、本当に行くのか?』
友樹『はい。三ヶ月お世話になりました。』
正重『なに、瞳くんにはお世話になってたしな。流石に見捨てておけんよ。…っで、本当に行くのか?』
友樹『はい。いつまでもお世話になるわけには行きませんし、叔父が引き取ると名乗りを上げてくれたのですからお世話になろうと思います。』
友樹と正重は血が繋がっているわけではなく友樹の母瞳が正重の秘書をしていたのだが先日事故に巻き込まれ亡くなったことで行く宛のない友樹の面倒を3ヶ月程見てくれてたのであった。
正重『…そうか。だが辛くなったらいつでも連絡をよこしてくれ。…で、本当に行くのか?』
友樹『はい。』
正重『本当の本当に?』
友樹『…はい。』
正重『絶対?どうしても?』
友樹『…はい。』
本気ということが伝わったのだろうかお互いの間に気まずい空気が流れ込むすると。急に椅子から立ち上がり床に倒れ込むと。
正重『嫌じゃぁぁぁあ!ワシは孫と離れるのはいやなんじゃぁぁぁあ!』
友樹『い、いやっ、ありがたいですが実際孫ではないですし勘弁してくださいよ!』
眼の前で会長というたちばで厳格そうな雰囲気を醸し出しているおじいさんが床に転び子供のように駄々をこねている。…正直キツい。
どうしようかと思ってると二人の男が入ってきた。