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[鳥が飛んじゃう300字小説] 通勤路

作者: フライングバード

2作目です。失恋系ですね。

是非読んでみてください。

「さよなら。」

 この一言で3年間が終わった。そんな時でも仕事には行かなければいけない。


「ちゃんと全身を撮ってよ! 今日はお洒落したんだからっ!」

 少し怒った君を写した橋を今日も通る。


「今日はオムライスがいいな~。あ、とろとろのやつね!」

 そんな甘えた君を見たスーパーの前を今日も通る。


「嫌だ。まだ帰りたくない。」

 飲み足りないと駄々を捏ねる君を思い出す居酒屋の前を今日も通る。


「お仕事頑張ってね! あ、お弁当忘れてたから届けに来ちゃった。」

 少し恥ずかしそうに、でも会えたのが嬉しそうに笑う君が来た会社の入り口を今日も通る。


「早く帰ってきてね。待ってる。」

 もう二度と届くこと無いLINEを待つデスクに今日も着く。

ちょっと悲しいですよね。リアルかもしれませんが決して実体験ではありません。もう一度言います決して実体験ではありません。

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