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きっかけで人生は変わる  作者: ゆうた
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第2話、安心感と中毒性。

よかった。自分がやったということはバレなかった。


まずそこに一安心したのと、絶対バレない。勝手にそう思い込んでしまった。


1度経験してしまってバレなかった。この経験が何度もやってしまう引き金だった。


僕の小学校は女子更衣室はあったが教室から離れていることや鍵を取りに行ったりするのが


大変で教室で男女で着替えていた。体育の授業で何も意識せずに着替えていると


左前に座っている杏奈ちゃんがシャツ(インナー)を脱いで、綺麗に畳んだ制服の間に


入れているのを見てしまった。


あっ・・・。これはまたいける。 そう思ってしまった。


体育はグラウンドで行われることもあり教室は授業開始前には誰もいなくなるのはわかっていて


そのタイミングなら盗れる。そう思った。


案の定誰もいなくなるタイミングを見計らって注意しながら杏奈ちゃんのインナーを盗ること


ができた。この頃にはバレるんじゃないかというドキドキ感と自己の欲を満たすため


両方の感情があった。とりあえずカバンに入れてグラウンドへ向かった。


特に怪しまれることもなく授業が終了し、教室へ皆が戻っていく。


とにかく急いで教室に戻り急いで着替えて例のブツを持って男子トイレに行きそれを着た。


そレを脱ぐことはせず教室に戻ることにした。


その頃になると教室は大騒ぎになっていた。ないない!え!なんで??


と泣きそうになっている杏奈ちゃんがいた。周りの女の子たちは周りを探したりしていたが


もちろん見つかることはなかった。だった自分が着ているから。


それが担任の先生に報告が行くと持ち物検査が始まることになった。


ちょうど僕がやり始めた時期と同じころに「物隠し」が結構流行っていた。


それと同じようなことが行われていると先生は思ったようでランドセルのチェックを


隣同士でやるように指示がされた。もちろんカバンにはブツは入っておらず問題にはならなかった。


そのかわり、携帯電話をカバンに入れていてそれを隣の子に携帯じゃん!って言われたぐらいで


疑われることもなくその日も無事に下校になった。


お家に帰ってそのインナーの匂いをかいだりと本当の変態になっていた。


それも家に置いておくこともできず、返すのもリスクだと考えて次の日の朝に駅のトイレ


に放置して学校に行った。


次の日も特に疑われることもなく普通に過ごして普通な日常を過ごしてた。


そして、その数週間後の体育の授業の時にまたやってしまったのであった。

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