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きっかけで人生は変わる  作者: ゆうた
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第1話、偶然が生んだ悲劇のはじまり

僕は関西に住む、私立の小中一貫校に通う小学5年生の男の子。4年生までいじめを受けていた。


親にも相談して転校することを決意するも、学校の先生などに引きとめられてそのまま同じ学校


に通うことにした。校長先生や教頭先生がどうにか変えてくれるという言葉に少しながら期待したからだ。


そして5年生になると案の定、◯◯菌だ~~などと言ったいじめがやはり続いた。


4年生の末の時点で学校に相談していたこともあり、担任の田中先生は周りの生徒をしっかりと指導


してくれた。それもありいじめは全くと言って無くなり、クラスメイトからもごめん。と謝罪があった。


よかった。こんな学校辞めたいと思っていた僕にとってはすごい変化だった。


それからある程度の時が流れた。


あれは確か9月頃だっただろうか。いつものように授業があり委員会活動があった。


僕の通っていた学校ではとある曜日の6時間目の時間に委員会活動の時間が割り振られていた。


自分の委員会が早く終わり教室に戻るとまだ誰もいない状態だった。


早くつきすぎたな~と思い教室に入ると目の前に結衣ちゃんの制服が綺麗に畳まれていた。


性に興味がでてくる年代でもあり、気になる子でそれに手を伸ばしてしまった。


するとその中からシャツ。いわゆるインナーというやつだ。それを手に取った。


そのシャツの胸には小さなリボンがついていた。


この時点で心臓の鼓動が激しくなっていてそれを持ち急いで男子トイレに駆け込んだ。


いけない。やっちゃいけないことだ。とわかりつつもそれを着てしまった。


変態だ。


ふと我に返り、戻さなきゃ!と思いつつも返すことができず


委員会活動の時間も終わり、帰りの会の時間になった。


女の子たちが騒いでいる。そうだあのシャツがないからだ。


盗られてしまった女の子の泣きそうな表情をしている。


もしかしたら間違えて着ている子がいるんじゃないかと言う話になり


周りの女の子たちが各自チェックをしていた。それでも相変わらず見つからず


そのまま帰りの会は終わり下校となった。


見つかるはずがない。それは僕のカバンの中にあるからだ。


私立の学校に通っていたこともあり通学は電車を使う。


どうしようどうしよう。これを家に持って帰ったらお母さんにばれるかもしれない。


そんな気持ちでいた。けどもう1度だけ着てみたい。そんな気持ちがでてきてしまった。


最寄駅のトイレでもう1度着てしまった…。着ると罪悪感しか無くすぐに脱いだ。


その場に捨てて帰ることもできたがそれができなかった。盗んでしまったことへの罪悪感と


それを捨てることの罪悪感がありとにかく明日ばれないように返そう。そう思ったのだ。


僕の学校には廊下にランドセルをしまう各自ロッカーがありそこは男女2名で共用になっていた。


登校してすぐにカバンからあのシャツを出して女の子の方のランドセルのところに押し込んだ。


よし。これで問題ない。と思ったがこれが後の誤算になるとはこの時は思っていなかった。


すぐにその女の子が登校して、そのシャツの存在に気づき担任の田中先生に報告がいった。


結局としてその場は他の女の子が間違えて着てしまって言い出せなくて適当なロッカーに押し込んだ


んだろう。そんな結論になった。よかった、ばれなかった。


これが今後の人生を狂わす第1歩になるとは思っていなかった。

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