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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

Emotion Eater ―感情を喰らう者―

作者: りょ

燃える車の残骸の前で、俺はただ立っていた。


誰かが叫んでいた。泣いていた。逃げていた。――けれど、俺の中には何もなかった。


心配も、怒りも、恐怖も。

全部、どこかで落としてきたらしい。


昔は持ってたはずだ。親に殴られた夜は、怖かった。裏切られたときは、泣いた。

でもそれも、もう覚えていない。思い出そうとしても、まるで“記号”を並べたような記憶しか浮かばない。


……それが俺、ユウだ。


こんな街じゃ、感情なんて邪魔なだけだ。

持っていたところで、誰かが踏みにじる。どうせなら最初から持たない方がマシだ。


「そこのガキ、何見てやがる」


声に振り向くと、炎の中から男が歩いてきた。


全身がすすけ、右腕からは火が噴き出していた。白目を剥いた顔には狂気のような何かが浮かんでいる。


――異能者。

ニュースで見た。火を操る能力で、喧嘩の延長でビル一棟を焼いたやつ。


「無視か。面白くねえな……燃えろ」


次の瞬間、視界が赤く染まった。

炎が襲いかかってきたのだと、頭では理解していた。


だが、不思議なことに――痛くなかった。


熱さも、苦しさもない。

感じないのではなく、感じる前に何かが起きた。


その男の目が、揺れた。


「……なに、だと……?」


俺の手が、勝手に動いていた。

感覚の奥底――喉の裏、胸の奥、胃のさらに下……そんなところから、“何か”が伸びたような錯覚。


 さっきまで怒り狂っていた男の顔が、ぐにゃりと歪み、虚ろになっていく。


 炎が、消えた。


 まるで燃料が尽きたように、音を立てて火がしぼみ、男は力なく膝をついた。


「……俺の……力が……?」


その瞬間、理解した。


俺は、あの男の“怒り”を奪ったのだ。


怒りは異能の起点。そこを引き抜かれた男は、火を出せなくなった。

代わりに、俺の中に――熱が、力が、脈打っていた。


視界が冴える。筋肉が跳ねる。

怒りという燃料が、俺の“空っぽ”を一時的に満たしていた。


「感情って……喰えるんだな」


自分でも笑ってしまうような言葉が、口をついて出た。




夜の廃ビルで、俺は一人、実験を繰り返していた。


対象は、拾ってきたネズミ。

触れた瞬間、微かに胸の奥が動いた。臆病な生き物の「恐怖」が、わずかに流れ込んできたのが分かる。


けれど、強化はされない。

人間ほどの感情量がなければ、力には変換されないようだ。


「つまり……これは、“人間の感情”だけを喰らえる異能ってわけか」


奪える感情は、怒りだけじゃない。

恐怖、焦り、悲しみ、欲望。

触れたときの相手の感情を“燃料”に変えて、自分の肉体を強化する。


試しに、数日前に襲ってきた異能者の“怒り”をもう一度思い出してみる。


その感情はもう、俺の中には残っていない。

吸収した感情は一時的で、数分経てばなくなるようだ。


――だが、それでいい。

俺は感情を持てない。でも奪うことはできる。それがこの力だ。


遠くから足音が聞こえた。


警戒して身を隠す。

この廃ビルに来るやつなんて、ろくなもんじゃない。


やがて姿を現したのは、全身黒ずくめの二人組。

腰にはホルスター。目つきと動きが、ただ者じゃない。


(……傭兵か? 異能犯罪者の“掃除屋”か?)


一人が携帯を片手に言う。


「“件の少年”はこの近辺に出没している。炎使いを沈めたって噂の……例の、感情喰いだ」


――感情喰い。


俺のことか。


どこから漏れたか知らないが、妙にしっくりくる呼び方だった。


もう一人がにやりと笑い、手のひらを前に突き出す。

その掌から、小さく電流が走った。


「少年、見えてるんだろ。おとなしく出てきな」


低い声がビルに響いた。

雷を纏った男の指先が、壁を焼く。焦げた臭いが鼻をつく。


――出るしかない。


俺はゆっくりと影から姿を現した。


二人の男は目を細めてこちらを見据える。

片方は雷撃。もう片方は、たぶん身体強化型。動きに無駄がない。


「“感情を奪う異能”……そんなものがあるとは思わなかった」

「だが、その能力が通じるのは感情に揺れるやつだけだ」


――そう、確かにそうかもしれない。


感情を失くした俺だからこそ、この力を制御できる。

だが、相手が冷静であればあるほど、奪えるものは少ない。


なら――揺らせばいいだけの話だ。


雷撃の男が踏み込む。反応速度は異常、コンマ単位のタイミングで避けなければ焼かれる。


(近づけ)


俺はわざと動きを遅らせる。敵の手が触れる、寸前。


――触れた。


その一瞬、胸の奥が“喰らいついた”。


――焦り。恐怖。警戒。

電流の鋭さとともに、相手の内面が流れ込む。


「な……!」


雷撃が止まった。


次の瞬間、俺の手が動いた。

奪った“焦り”が燃料になり、筋肉が爆発的に反応する。


拳が走る。喉元に一撃。

電撃の男が倒れ、動かなくなる。


「おい、ヒュウマ!」


もう一人が駆ける。


予想通り。こいつは仲間への“怒り”を抱いた。

それが命取りだ。


すれ違いざま、俺は左手でその胸元に触れた。

怒りが、熱のように流れ込む。


足が速くなる。視界が澄む。脳が冴える。

奪った怒りで、全身が戦闘用にチューニングされる。


そして――


「っ……!」


数秒後、そいつも地に伏した。


戦いは終わった。

感情を奪えば、どんな異能も封じられる。


だが、俺の胸の奥ではまだ、“残りかす”が蠢いていた。

焦り。怒り。恐怖――他人のものなのに、どこか馴染んでいく。


不快な感覚。だが嫌いじゃない。


それだけだ。


俺の能力――“感情を奪う”異能は、いくつかの前提条件がある。


一つ、対象が“今現在”抱いている感情でなければならない。

一つ、奪えるのは一種類ずつ。複数同時には喰えない。

一つ、奪った感情は一時的にしか保持できない。

そして一つ――奪われた感情に依存していた異能者は、無力化する。


つまり、“感情に縛られてる奴ほど、俺の前では弱い”。


――それを証明するには、うってつけの相手が現れた。



裏通りに現れたのは、身なりの良い青年だった。

白いスーツ。真紅のネクタイ。左手に黒いナイフ。

それ以外、特徴はない。無表情、無言。ただひたすら、まっすぐ俺の方に歩いてくる。


背後に誰かが囁く。「アイツは“空間切断”の異能持ちだ」と。


なんでも、任意の範囲を斬り裂く能力だそうだ。壁も地面も空気すら断つ。

当たりさえすれば、どんな異能者でも即死。


「名前は?」


俺が問いかけても、男は返事をしなかった。

その代わり――一歩、踏み込んできた。


足元が、裂けた。


地面が何もない空間になり、ズバリと“消える”。


空間ごと削り取る、そんな現象。

言葉も説明もいらない。やばいやつだ。


俺はすぐさま距離を取った。が、相手の動きは止まらない。

連続で空間を切り裂きながら迫ってくる。


(感情の揺らぎが少ない)


俺に、男が初めて口を開く。


「感情を喰らう異能……面白い能力だ」


淡々と、まるで他人事のように。


「だが、俺には効かない。俺は“何も感じていない”からな」


心の底からの無感情。揺らぎなし。空虚。

……まるで、昔の俺のような存在。


(違う。俺は“壊れて”感情がないだけだ。でもこいつは、“感情を封じ込めてる”)


微かな“圧”が、空気を通して伝わってくる。

この男は無感情なんかじゃない。


(なら――)


俺はあえて近づいた。ギリギリまで接近し、ナイフが動いた瞬間、男の胸元に手を当てる。


食らいつく。


奪え。


「……っ」


男の表情が、ほんのわずかに崩れた。

ナイフが止まる。切断の気配も消える。


そこを抉り取ったことで、この“空間の王”はただの人間になった。


「お前も結局、“感情に支配されてる”側だったんだな」


ゆっくりと崩れ落ちる男に背を向けながら、俺は言う。


「俺は違う。奪って、使う。支配するのは、感情じゃなく――俺だ」



戦いは終わった。


奪ったはずなのに、まるで俺の感情のように暴れ続けている。


「……ちっ」


舌打ちする。何度か深呼吸し、心拍を落とす。


感情を奪いすぎれば、こうして“自分の輪郭”が揺らぐ。

だが、これも慣れていくしかない。


俺は“空っぽ”のまま、感情を道具として使う。


それがこの異能で――俺という存在の在り方だ。


朝焼けの空を、俺は見上げていた。


昨夜、また三人の異能者を喰った。

怒り、焦り、殺意――いずれも濃く、重たい感情だった。


身体はまだ動く。感覚も正常。

だが、胸の奥――いや、もっと深い場所に、何か“濁り”のようなものが沈んでいるのが分かる。


……違和感。


いつものように、時間が経てば抜けていくはずの感情が、今回は抜けない。

まるで、“俺自身の感情”として居座っているようだった。


「……まさか」


俺は拳を握る。


思考が鈍るわけでもない。感情に振り回されている実感もない。

だが、ふとした拍子に、視界の隅で誰かの笑顔が見えた気がして、心臓が跳ねた。


(……誰だ、今の)


覚えがない。


けれど、妙に胸がざわついた。

懐かしさ? 違う、これは――“喰った誰かの記憶”か?


異能の特性が変質している?

感情を奪いすぎたことで、感情だけでなく、断片的な“記憶”まで流れ込んでいるのかもしれない。


俺の中に、“他人の声”が残っている。

断片的な思考、怒鳴り声、震える声。

喰った感情の残滓が、俺の輪郭を少しずつ侵してくる。


「……うるせぇな」


頭を振って、立ち上がる。


俺は空っぽだ。それが強みだ。

何者にもならない。何者にも染まらない。


――そのはずだった。


だけど今、その“空っぽ”に、何かが流れ込もうとしている。


そして、そんな俺を狙って、また“誰か”が近づいてきていた。


銃声が、風を裂いた。


咄嗟に身を低くする。壁に弾痕――いや、違う。

弾じゃない。水だった。


薄く圧縮された“水刃”が、まるで狙撃弾のように壁を穿つ。

人間の骨も、脳も、一撃で貫く殺意の塊。


「水系の……遠距離型か」


隠れながら息を殺す。


狙撃手はビルのどこか高所にいる。

このままでは近づけない――焦り。そう思った瞬間、それすら誰かの感情に思えてくる。


自分のものなのか、それとも……喰った誰かの“焦り”が逆流しているのか。

判断が、少しだけ鈍る。


再び水弾。間一髪でかわす。


(……まずいな)


喰いすぎた。

怒り、憎悪、恐怖、焦燥。感情のカスが、俺の内部で澱のように積もっている。

思考が濁り、反応がわずかに遅れる。


だが――止まる気はない。


「だったら――それごと使う」


俺は影から飛び出した。

建物の外壁を駆け上がる。水弾が飛んでくる。避ける。体が軽い。


――思い込むこと。

それが俺の制御法。

“これは俺の感情じゃない”、そう決めつければ、感情はただの燃料に戻る。


屋上。


いた。女のスナイパー。青いスーツに、水を纏ったライフル型の異能。


視線が交錯する。


次の瞬間、俺は彼女に触れていた。

感情を喰らう――恐怖、警戒、驚愕。流れ込んでくる。


そして、終わる。


敵が崩れ落ちる。俺の中には“静寂”だけが残る。



立ち尽くしながら、俺は小さく息を吐いた。


また一つ、喰った。

また一つ、誰かの感情を、自分の“中”に埋めた。


「壊れたままで、いいはずだった」


けど――

“誰かの感情”が、この空っぽの俺に、形を与えようとしてくる。


まるで、俺が“俺じゃない誰か”に書き換えられていくような、そんな感覚。


「……俺は、俺だ」


たとえ中身が空っぽでも。感情が偽物でも。

喰って、戦って、生き延びる。


それが、俺の異能――奪うだけの力だ。







廃都市の中央、旧中央管理塔の上層階。

そこに、異能者たちを束ねる“支配者”がいる。


名を〈イシュマエル〉。本名不明。経歴不詳。

あらゆる異能者を手駒にし、裏の戦場を統べてきた男。


その男が、俺に興味を持った。

――“感情を奪う能力”に。


「感情を否定しながら、それを武器にするとは。まるで皮肉だな」


広いホールの中央で、イシュマエルはソファに座っていた。

紅茶を片手に、笑っている。穏やかで、気品すら感じさせる佇まい。


……異様だった。


この男から、まったく“感情の波”が感じられない。

まるで完全な“空”――喰うものが、ない。


(こいつ……俺と同じか、それ以上に感情を削ぎ落としている?)


「君の異能では、私を奪えない」


そう言って立ち上がるイシュマエル。

その手には、何の武器もなかった。

だが次の瞬間、部屋の重力が“変わった”。


足元が沈む。空気が震える。

何もしていないのに、“こちらの意思”が鈍る。


「支配とは、力ではない。空気と、構造と、“理解”だ」


意味のわからないことを言っている。けれど、それが現実として襲ってくる。


俺の能力が、通じない。


感情がない相手に、“奪う”力は無力。

このままでは、ただ圧殺される。


(……なら、“奴の周囲”から奪う)


俺は決断する。

周囲に潜んでいた数人の部下たち――その“忠誠”“畏怖”“憎悪”を片っ端から喰う。


連鎖的に、力が入ってくる。


イシュマエルに通じなくとも、その周囲ごと“空気”を奪えばいい。


忠誠を、憎しみを、恐怖を――部下たちの“感情”を次々に喰らい尽くす。


俺の中で、異様な膨張感が起きる。

筋肉が震え、視界が染まり、脳が異常な速度で回転し始める。


「……なるほど、そう来るか」


イシュマエルは静かに笑った。だがその声には、ほんのわずかな“揺らぎ”があった。


(感じた……“驚き”)


その一瞬を、逃さない。


俺は奴に触れた。

喰らう――“驚き”を。


感情の奪取は、ほんの一瞬の接触で成立する。

たとえそれが断片でも、奪えば“対象の均衡”は揺らぐ。


――そして、揺らいだ。


イシュマエルの“絶対的な無表情”が、わずかに歪む。


「君は……異質だ。普通は得ることで存在を確立するが、奪うことで、逆に“存在を確立”している」


違う、と俺は言いかけて、やめた。


存在がどうとか、生き様がどうとか、そんなものは関係ない。

俺はただ、奪って、勝ち残る。それだけだ。


「何のために感情を奪う? 何を目指している?」


イシュマエルの問い。


俺は、ただこう答えた。


「何もない。でも“奪ってる間”は、生きてる感じがする」


それで十分だった。


俺は奴の胸に拳を叩き込んだ。

イシュマエルも迎え打つ。


拳と拳がぶつかる。


ただの殴打ではない。異能が帯びた一撃同士が、空間ごと軋ませる。


衝突の瞬間、圧縮された“感情の爆風”がホールを駆け抜けた。


「ッ……!」


俺の右腕が焼けるように痛む。

イシュマエルの一撃は、肉体ではなく、“構造”に打ち込まれる。

内部の均衡を崩すような、異質な干渉だ。


「自壊するぞ。その力では長くもたん」


イシュマエルが冷静に告げる。


けれど俺は


「上等だ。もともと、長く生きるつもりなんかない」


身体を捻る。二撃目。三撃目。拳を叩き込むたび、喰らった感情が俺を突き動かす。


だがその瞬間、イシュマエルが手を振るった。


空間が歪む。

床が裏返るようにめくれ、柱が崩れ、壁の向こうの闇が“意思”を持って襲いかかってくる。


「世界とは、思考と構造の連鎖。君の異能では、理に抗えない」


――構造支配。


これが、イシュマエルの異能の真骨頂。


空間そのもの・法則を書き換える。


踏み込んだ足場が消える。

手を伸ばした方向に重力が引っ張る。

全てが“彼の都合”で組み替えられる。


だが、そんな中でも――


「喰えるんだよ、“理を信じてる”その感情を!」


俺は叫ぶ。手を伸ばす。


目の前の“常識”を信じているかぎり、それは“感情”だ。

そこに執着があるなら、それは俺の餌だ。


手のひらが、イシュマエルの肩に触れる。


その瞬間――


喰らった。


“支配”への執着。


それが崩れた一瞬、空間の法則が瓦解し、イシュマエルの支配圏が“解けた”。


「まさか……ここまでとは」


イシュマエルが膝をつく。

俺の目の前で、初めて“人間”としての彼が見えた。


「君は……喰うことで、世界と接続しているんだな」


「接続なんかじゃねえよ。俺は……奪って、拒絶して、それでも生き残ってるだけだ」


最後の一撃を放つ。


イシュマエルの胸を、真正面から殴り抜く。


壁が砕け、彼の身体が宙を舞う。

瓦礫の中に倒れ伏したその姿から、もはや“空気”は感じられない。


支配は、終わった。


俺は、その場に膝をつく。


喰らいすぎた。

感情の残滓が、俺の中で暴れている。


忠誠も、恐怖も、憎悪も、希望も、全部――本来は俺にない感情だ。


それが今、渦を巻いている。


(……うるせぇな)


だが、これが“俺”だ。


誰かの感情を喰らってでも、生きる。

そうしてでも、この世界に立つ。


それが、俺の存在証明。


「奪って、生きろ。……それだけだ」


静かに、俺は立ち上がる。


ホールの外には、まだ戦いが続く気配がある。

だが今は、ただ――


俺の中で暴れる“感情”たちを、黙らせる時間が必要だった。



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