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歴史の隠れ家  作者: 木島別弥
第一章 第二次大戦について
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なぜ第二次世界大戦が起きたのか

 なぜ第二次世界大戦が起きたのか。いくつか手がかりがあるものの、真実は隠蔽されている。我が国の言説がいまだにニ十世紀前半に起きた第二次世界大戦に大きくとらわれているのを見て、これは現代を深く理解して生きる状態にはないと感じる。

 二十一世紀前半の世界情勢は、第二次大戦の最後に作られた国際連合の東西対立の力の釣り合いによって成り立っている。人は生きるために重要拠点の確認をくり返し、また、あまり重要でない領域から摂取することをくり返す。このため、人類は攻撃と防御をくり返し、二十一世紀前半では国家を単位として権力闘争をくり返している。

 東西対立によって敵味方を決めることは、国際情勢の部分的な力関係である。残りの力関係は、人類の現実によって成り立つ。これらに複層的な妥当性を見い出して政治家は判断しなければならない。

 そんな大きな影響を持つ国際連合の東西対立であるが、その誕生の時代である第二次大戦についての考察が、真実が隠蔽されているために、大きくまちがっていると私は考える。政府機関は、国際的に協調して、それくらい大規模に歴史の真実を隠す。

 歴史とは、公開される歴史の積み重ねと、非公開にされる歴史の積み重ねでできている。非公開にされる歴史が何千年とつづいていて、非公開にされる歴史の数々にたどりつかなければ、現実で真に重要な仕事をすることはできない。公開される歴史だけから、歴史の真実は見えては来ない。非公開にされる歴史を確認して、世界を再構築した時、そこに現れる世界史は驚愕する内容となる。世界史を読んだだけで気絶する人が出てきそうなほどだ。

 では、なぜ、第二次世界大戦が起きたのか、その理由について、私なりの考えを述べていこうと思う。原因は三つ考えられる。「シオンの議定書」と「神聖ローマ帝国に対する産業革命諸国の反乱」と「ピカソのバラ色の時代」である。


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