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神成り  作者: ポリゴンZ(灼遁 光輪疾風漆黒矢零式)
4/19

動く

翌日世間を一つの記事が騒がせた

鬼奴団のアジトと思われる場所の特定

住所がはっきりと書かれていた

これは本当なのかガセなのか世間で話題となった

これを鬼奴団が良く思うはずがなかった

-その昼彼らは動いた


タケルは部活後家に帰りテレビをつけニュースを見た

(リポーター「事件です 誠報新聞社が鬼奴団と思われる院物に襲撃されました

彼らは会社を荒らしまわった後去っていきました」)

誠報新聞社とは父の勤めている新聞社である

タケルは急いで電話を父にかけた

父「もしもし」

タケル「お父さん大丈夫 鬼奴団に襲撃されたみたいだけど」

父「あぁ大丈夫だ その時取材に出かけてたからな」

タケル「よかった」

父「そうそう今日はいろいろと忙しくて帰れない 帰るのは明日になりそうだ」

タケル「わかった じゃあね」

父が帰ってこないのはよくあることだった

一大スクープを載せた日には読者からの反響が多く対応に追われているのだ

しかしなにか嫌な予感がした


父は読者からの問い合わせに答えていた

読者「あの場所は本当なんですか なぜ警察は動かないんですか」

父「警察は証拠がないと動かないんです 動かぬ証拠を手に入れて見せます」

読者「そもそもどうやってあの場所がわかったんですか」

父「鬼奴団と思われる男を尾行して見つけたアジトらしい建物に張り込みを続けてやっと得た情報なんです」

読者「写真とかはあるんですか」

父「あります 今解析中です」

読者「はやくしてくださいね」

今日何十件と電話が来た

メールも何百通と来た

それでも仕事だ

次の電話を取った

???「誠報新聞社の方ですか 鬼奴団のスクープの件なのですが」

父「はい」

???「あの記事の担当者の方ですか」

父「はい あの記事は私と私の部下で書いたものです」

???「スクープがあるのですが電話じゃ無理なので喫茶店に来てもらえます?」

父「喫茶店ですか こんな時間に 申し訳ないですが明日伺ってもよろしいでしょうか」

???「今日でお願いします 今日以外受け付けません」

父は迷った

スクープを取るか後処理を取るか

父はどんなことでも調べ上げようとする人間である

-スクープを取った

父「ちょっと用事がある あと頼んだぞ」

部下「そうなんですか 頑張ります」

父は会社を出て指定された喫茶店へと向かった


???(我々のことを詮索しやがって タダで済むと思うなよ)



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