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神成り  作者: ポリゴンZ(灼遁 光輪疾風漆黒矢零式)
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10/19

動くと決めた

タケルは家でニュースを見ていた

逮捕された鬼奴団の幹部

彼は一切口を割らなかったそうだ

しかし殺人や強盗などの証拠があった

そのため逮捕されてから一週間という早さで裁判が行われた

第一審は死刑判決だった

鬼奴団に対する戒めとして働く判決かと思われた

だが鬼奴団は甘くなかった


電話がかかってきた

田中からだ

田中「大変だ! 落ち着いて聞いてくれ・・・ 鬼奴団から電話が来た!」

タケル「どんな電話だったんですか」

田中「鬼奴団の幹部が死刑判決になったということは知っているな」

タケル「はい」

田中「鬼奴団が鈴木君君のお父さんを解放すると言ってきた」

タケル「えっ」

田中「そのかわり幹部を返せと言ってきた」

タケル「警察は何と言ってるんですか」

田中「まだわからない そのことについて記者会見が開かれるようだ 私も新聞記者だから行く権利がある 君の来るかい」

タケル「もちろん行きます」


6時警察署記者会見会場

田中「お姉さんにこのことは伝えたかい?」

タケル「はい ですが・・・」

田中「君の言いたいことはわかる 残念だがお父さんは鬼奴団につかまっていたということだ」

タケル「でもまだ生きてるってことですよね」

田中「厳しいことを言うがその保証はない」

タケル「・・・」


記者会見が始まった

警察「鬼奴団から今回このような電話がかかってきました」

[警察諸君へ 我々に関して詮索してきていた鈴木という新聞記者を我々は今監禁している この男を諸君らに返そうと思う そのかわり今回逮捕され死刑判決となった我々の仲間を返せ 三日以内に返答を待つ なお仲間が返ってこなかった場合その男の命はないと思え]

警察「鈴木という男は誠報新聞社の記者です 一か月ほど前鬼奴団のアジトの場所を新聞に掲載しました 鬼奴団は今回死刑判決を受けた幹部の返還を要求してきました 返還するということは相手の思惑に乗ってしまうということ」

会場はざわついた

警察「我々警察は鬼奴団の思惑に乗るような真似は絶対にいたしません

よって我々は幹部を彼らに引き渡しません」

会場はより一層ざわついた

シャッター音がしきりに鳴り響く


質疑応答が始まった

記者1「鈴木記者に関してどうなさるおつもりですか?」

警察「幹部を解放するという形以外で解放できないか今模索しています」

記者2「でもそれは彼らを無視していないということですよね 全面的に対抗するのではないのですか?」

警察「そのような意見もありますが鈴木記者を見放すわけにはいきません」

タケルが思わず叫んだ「あなた方は鬼ですか! 幹部を解放すればお父さんいや鈴木記者は助かるというのに」

会場はざわついた

警察「鈴木記者のおこさんですか お気の毒ですが幹部は死刑判決を受けるほどの凶悪犯だ 野放しにはできない」


警察は頼りにできない

タケルは動いた


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