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愛したひとに福を招く幸運少女は今日も邪神さまに夢中!

作者:フィン
異世界《ギュゼルバハル》では異世界転移者は珍しくない。現代日本。自宅浴室の扉からギュゼルバハルの公衆浴場にトリップした福来瑠美ことルゥは個性強めのギュゼルバハルの人々と異世界転移仲間たちに歓迎されて。すっかり異世界に馴染んでいた。
そんなルゥは好意を抱いた相手に福を招く不思議な体質の持ち主で。しかも好意が大きければ与える福も大きい。
元の世界ではこの体質を周囲に利用されて苦労し。誰かを好きにならないよう自分を戒めてきたルゥ。けれども本気で誰かを好きになりたいと強く願うルゥの前に現れたのはこの世に悪がある限り存在し続けるという身体が羽毛に覆われた有翼の蛇の姿をした邪神《アジ・ダハーグ》
ギュゼルバハルではない別の世界からやって来た邪神アジ・ダハーグとの思わぬ出会い。その末に邪神アジ・ダハーグは語る。この心という空の器を満たしてくれたのは他ならぬ君だったと。

「最早、私を魔王と呼称する者は居まい。悪の権化、あらゆる罪咎の主と言われたアジ・ダハーグを。凶ツ竜をお前は人間に堕したのだ。卑小なり蛮勇なりし。愚かくも懸命な小さき命にと。」

心を得て。愛を知った機械仕掛けの神ではなくなった邪神は乞う。慈悲深き乙女よ、可惜夜の乙女よ。君に口付ける幸いを私に与えてくれと。
これは機械仕掛けの神さまと。機械仕掛けの神さまに心を与えてしまったばかりに愛されてしまった女の子が異世界《ギュゼルバハル》で繰り広げる異類婚姻譚の物語。(他の投稿サイトにも別名義で掲載しています。)
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