憧れの方への思い
あこがれる
尊敬すべき方の
紡ぐ文は上手で
やはりあこがれた
領域が違う
人に才能の広がる
範囲が決まっていたとしたら
ぼくはまだまだなんだろう
あの方は
素晴らしいものを
綴る女神
非の打ち所のない
きっと女神に
なるまで相当の
ことをしてきたのだろう
果たしてそれは才能か努力か
ぼくに才能はありますか
きっとないのだろう
あったとしてもそれは
まだ開けない
それともぼくの
広さはこれでとどまりか?
ぼくは努力していますか
しているけれどまだ
足りないのだろう
きっとあの方以下だ
美しいものを
文を届けてくれる
あの女神様はきっと
才能と努力の結晶を持っている
たとえぼくがこの手を
伸ばそうとも届かない
ああ敬う憧れの
あの方に届くかな
ぼくは今日も頑張って
女神の夢を見ています
届くかな…いつか
届きたい…いつか
届くよう今日も──