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魔女の戯言
人生は選択の連続である。誰かが、そんなことを言っていたのを、ふと思い出したの。
わたしもそう思うし。……それが現実だ。
人間という小さな枠組みの中に囚われている限り、選択は、避けては通れない。
死ぬ、最後のその瞬間まで、……ね?
え? わたし? わたしには関係ないわ。……だって、…わたしは魔女だから。
わたしはあらゆる柵に縛られない。自由な存在。……それゆえに、わたしの存在も観測することができない。
そこにいるけど、……そこにいない。目に映るけど、……見ることができない。それがわたし、魔女よ。
それが、柵に囚われない自由と、永久にこの世界を彷徨い続けている、わたしの定め。わたしには時間という概念は存在しない。
これが本当の自由…? あるいは、永遠に覚めることのない、悪い夢…?
どうかしら。あなたも欲しくなってきたんじゃない。……本当の自由ってやつを…。
何だか少し、謎なぞになっちゃったかしら? くすくす。
今日はここまでにしょう。
良い子は。……もう寝ている時間帯だから。