#08_ここはリアルです
「まずは、転移もの必須事項である言語は」
『問題なし』『読めるし書けるな』『なんか漢字をローマ数字的にに変換?』
文字の全体や部首が的に四角くて記号的な文字ですね
『感覚的には四角いカタカナ?』
おぉ、確かにそうですね
「問題無さそうですので次行きますか」
「一番大きいのはステータス表示なんて便利なものはないて事です」
『意外といえば意外、当たり前と言えば当たり前』
「つまりは、ゲーム的じゃ無いって事でしょう」
『どゆこと?』
「ナイフが5㎝体に刺さるという事象はゲームの中ならある程度の範囲を持った
数値のダメージで、HP以下なら特殊効果が無い限り死にませんが、
実際には特殊効果が無くても頭、喉、心臓などの急所が刺されれば
例えHPが1億でも関係なく死ぬって事です」
『あぁ、確かに』
『ここはゲームじゃなくリアルって事か』
「そうですね」
『なんか、怖くなってきた』
それは死亡率8割の原因でしょうから怖いのは当然です
「リアルですから当然痛みも補正無しの100%です」
『うぁ~、や~め~て~』
『足小指タンスでも動けなくなる自信あるわ俺』
それは私も同じです
「これは、チートで痛覚補正が欲しいところですね」
『『『『『『『『『『『『賛成!』』』』』』』』』』』』
「次に、鑑定チートですが、無理なことが確定していますが」
『まぁ、見も知らない物の事を分かるって実際の所あり得ないっしょ』
『無くても、植物知識や、武器知識みたいな知識で補填できますしね』
『真贋も知識で判るようですし、必須ではないですな』
『ラノベじゃその世界の知識が無いからこそのチートって事でござるな』
『チートじゃなくリアルに知識で判断しろって事ですかね』
「では、全ては無理でもチートしたい分野で各自選択するとしましょう」
『さんせ~』
「次はスキルでの無限収納はスキルは無し、アイティムなら有限で有り」
『収納袋って奴ですな』
『収納袋は是非とも欲しいでござるな』
『荷物背負って歩きたくないわ』
『背負って歩くとか無理』
『後で買えるか分からないよね』
『作れなくもないが、すぐには無理ぽいです』
「初期装備として必須てことでお願いしましょう」
『さんせ~』
『いつか自分で作りたいですな』
それには同意する
「次は、異世界物定番の魔法ですかね」
『4大なら、地水火風、五行なら木火土金水』
『そう言われると五行?』
『確かに微妙ですね』
『金属は別っぽいから五行じゃね?』
『でも金属は土が必須ですので4大じゃないですか?』
『『『『う~ん』』』』
何か迷走し始めてますね
「それって、出来る出来ないより重要?」
『あ、いえ、確かに理屈より出来る出来ないが重要ですよね』
「改めて、5歳の子供でも半数位ライター程度の火は出せると」
『10才なら誰でも出せるみたいですね』
『適正とか魔力の多寡ってことかね?』
『13~15で成人して、一般的には拳大の火の玉を投げる様に飛ばせると』
『びみょ~』
『水も同じ様に出来る、んで連続で続ければ風呂程度は出せると』
『何となくで使ってるから一般人はそんなもんって事?』
『逆に何となくで使えるから考えないて方かも』
『攻撃に使うには訓練してスキルを獲得?』
『訓練で練度?イメージ力?をアップして習得するって事?」
『これは、チートきましたかね?』
『つまり、魔力量、適正、練度でイメージ次第って事?』
『でも、便利過ぎない?何でも出来ちゃう?』
『さすがに何でもは無理でござろう?』
「正確には解りませんね、あとで確認しましょう」