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「ステータス」
名前 ヴァイス
種族 竜帝
称号 竜族の王
神の片翼
加護 創世神の加護
全言語翻訳
Lv.8
HP 850
MP 1300/1320
攻撃 300
防御 300
魔攻 300
魔防 300
素早さ 350
スキル 火魔法Lv.1 水魔法Lv.1 風魔法Lv.1 地魔法Lv.1 氷魔法Lv.1 雷魔法Lv.1 光魔法Lv.1 闇魔法Lv.1 気配察知 危機察知 結界術Lv.1 剣術Lv.1 ドラゴンブレスLv.1←NEW
ファッ!?!
8も上がったしさっきの黒鹿Lv.25に対してステータスたっか!!!
補正すげぇ。
てかドラゴンブレス増えたな。
あれもスキルになるのか。
あ、ほんとだ20減ってるなMP。
え、20しか使わないのドラゴンブレス………
使い放題じゃんか!!!
それよりも。
これからどうしようか。
ここにいても誰も来ないみたいだしな。
それにこの姿じゃ森歩けないし目立つよなぁ。
アイちゃん、小型化とか出来ないのドラゴンって?
『人型になることができます。小型化は竜帝であるアナタは出来ません』
人型!!!!
てか小型化出来ないとかなんかショック!!
いやそれよりも人型だと!!!!
この凛々しいドラゴンが人型になったらどうなるの!!!!←
どうやるんだ!?!!
『人型になろうと思うだけです。それだけで人化出来ます』
ほっほう!
よし、人型になろう。人型になりたいなー。
すると次の瞬間には、身体が光に包まれた。
「………?」
思わず瞑っていた目を開けると、視界が下がった気がする。
さて湖湖〜
「………………すっげぇ」
それしか言えなかった。
光を反射してキラキラ光る銀の髪。ちなみに襟足が少し長い。
切れ長の目に、瑠璃のような瞳。
スッと通った鼻筋に、少し白い肌。淡い薄桃の唇。
少し変わった民族衣装のようなものを着た、美しい青年がいた。
「イケメンに転生した………」
湖に映る青年は自分と同じ動きをする。
やったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!イケメン!!イケメンになれた!!!なんかイケメン通りすぎて美しい!!!美しすぎてなんか申し訳ない!!!
これが俺か!!!
表情に出さずに発狂している俺は、陽が傾き始めるまで己の身体を眺めていた。
「陽が沈む………」
瑠璃色が空を支配しつつある時に、俺は重大な問題に直面した。
そう、どこで寝るかだ。
今日は異世界転生して初めての夜だぞ!!さすがに陽が沈んでから森を出ようとは思わんしな。
さて、困った時のアイちゃんだ。
アイちゃん、この辺で眠れそうな所ないかな?
『アナタが目覚めた場所の後ろに洞穴があります。そこなら問題ないでしょう』
てことはあっちかあっち←
来た道を戻ろう。
洞穴を見つけ、試しに結界術を使ってみると、何か薄く膜が張った感じがする。
とりあえず、眠気がくるまで、アイちゃんにこの世界のことを聞くことにした。