プロローグ
初投稿で~す!
投稿速度はそこまで早くないですが、これからよろしくお願いしますm(_ _)m
感想も待ってます!
僕の名前は大崎 大河。都立蒼井高校に通うごく普通
の高校2年生で特技なども特にない。勉強は国語は昔から本を読むのが好き
だったせいか得意な方だが、クラストップというわけでもない。数学に関
しては全くと言っていいほどできず、赤点がつくこともそう珍しくはない。
そんな日常にこれからあんな変化が起こるとは僕は知るよしもなかった……
~大崎家 自宅~
「あっ、やべぇ! 遅刻する!」
いつも通り寝坊をした僕は、急いで仕度をし、家の階段をかけ降り
朝食のパンを加え、家をかけ出ていった。
「お兄ちゃん! この本忘れてるよ~!」
「おお、サンキュー!」
こいつは俺の妹の大崎 美宇。私立紅井中学に通う
中学3年生だ。僕が言うのもなんだが美形である。僕とは違って何でも
器用にこなし、成績も常にクラストップ、運動神経抜群と、羨ましい限り
である。その為なのか何か理由をつけてはこの前の貸しがあると言って
僕のことをこき使おうとする。
「お兄ちゃん、これで貸し3つだからね~」
そう言って、妹は走って行ってしまった。
~蒼井高校~
全速力で学校まで走っていったおかげで、僕は遅刻して先生に怒られずに
教室までたどり着くことができた。
「ふぅ……何とか間に合った……」
「た~いがちゃん!」
僕のことをちゃんづけして呼ぶこのバカみたいなやつは
犬飼 健吾と言って、僕の友人だ。僕となかなか
馬が合い、学校にいる時の大半をこいつと過ごしている。バスケ部の主将で
勉強は僕よりも出来ない。この前も数学でクラス最低点を取ったばかりだ。
「また寝坊しちゃってさぁ……」
などと、こんな会話をしながら朝礼を終えると、いつものようにまた授業が始まった。
放課後になると、犬飼は部活に行ってしまう。しかし、僕の楽しみはもう
ひとつある。僕はさっきも言ったように、本が好きである。そのため、僕は学校
の近くにある、図書館に行っている。
「今日はこれを読むか……」
僕が手に取ったのは、昨年行方不明になってしまった日本人小説家
前田 吾朗の作品で、魔法少年と魔法陣という本だ。
この本は彼の書く魔法少年シリーズの3巻で、今僕が一番はまっているシリーズの本だ。
僕がこの本を手に取った瞬間、いきなり誰かがぶつかってきて
本を床へ落としてしまった。。
短いですがとりあえず1話は終わりです。
下手ですが、お願いします。
感想待ってます。