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《物語は黙示録》 -Revolution Story-  作者: 幾刃 傾奇
第1章 初始篇 -First Start-
7/14

1-④ ‘改訂版’

こんにちわーー、傾奇です。


なんとか、アップ出来ました。


では、ご覧ください。

 あの受難で悪夢の「入学式」から1週間たった今日。


 俺はあるところに向かっていた。そこは、俺の格闘術(武術とも言うが…)の師のところである。

 その男の名前は「八雲 梓」(やくも あずさ)と言う。

 この人は、俺を拾い育ててくれた云わば「命の恩人」というやつだ。

 まぁ、俺の話は置いといて…とりあえず向かっている。


 住んでいる家は古く大きな武家屋敷で、本人曰く「僕が勝手に住みついてたら土地の所有者に勝手に()なってた」らしい。 


 ……このように僕の周りには奇人しかいないらしい。…困りものだ。


 そして梓さん(この前、「「梓」って名前女みたいですね」と言ったらタンコブが1週間くらいかかってようやく治る拳骨を食らった…どうやら、コンプレックスらしい)は忍らしい。


 

 忍と聞いて皆はどう思うだろうか。大概はバカにするだろうが俺は信じている。

 …まぁ、あくまで本人が言っているだけだから嘘の可能性は否定できないだろうが。


**********


 さて、いきなりだがこの梓さんの家は自分の家から自転車で30分ぐらいの所の山の上にある。

 そしてこの家まで上るルートは唯一この俺の目の前に存在している10000段あるらしい階段だけだ。

 しかも途中に休憩所もなく、1段1段が大きい。

 それを今からなのは御免被りたい。…がしかしスキルを使えば楽だが使いたくない。…どうしようもないので上ることにしよう…。


**********


 はははははははっはははっはははっははっはーーーーーーーーーーーーーーー。


 あ、足が。足がーーーーーーーーーーーー、ヤバイ。


 もう動けない…。


 そんな風に思っていると、


 「やぁ、大和君じゃないか。」

 

 地面に大の字に転がっている俺を楽しい物でも見るかのように顔を覗き込んできたその人は師匠(八雲 梓)だった。

 

 「はぁはぁ、こんに…ちは。」


 「うん、こんにちは。」

 

 ものすごく飄々とした声で返事をされた。

 …正直言うとすごくイライラする…が置いとこうと思う。


 「そうだね、置いとこうね。」


 「地の文を読まないでくださいっ!!」


 ほんとにこの人は……!!


 「そこに寝てると風邪ひくよ?縁側に来なさい。」


 ホントに鬼だなっ!!この人は。


**********


 「まずは、合格おめでとう!!…かな?」


 「疑問分で言われましても…。」


 なんとか体力が回復した次の会話がこれだ。膝から崩れそうになる。


 「うそうそ、おめでとう。」


 「ありがとうございます///」


 素直に言われると…照れるな。


 「あ、そうそう。今日土曜日だから泊っていきなよ。」


 「えっ…と…。」


 「好意は素直に受け取るべきだぜ。」


 「じゃあ、泊ります。」

 

 「よし、じゃあ行こうか。」


 「行くって何処に?」

 

 「ん?家だよ。」


 「え?ここに泊るんじゃ…。」


 「あはははは、それは君だからここに泊らせてたんだぜ。」


 「あんた、最悪だなっ!!」


 俺が弟子の時代(中3の時に免許皆伝された)の時は、ずっとここに泊まるときはこの屋敷だった。

 勿論、断熱材なんかなくまさしく冬は凍えた…。

 …このように俺の師は真性のSなのだ。俺はMじゃないがな。


**********


 その家は一般住宅通りで暖かかった。

 しかも、そこは10000階段入口付近にありとても師匠に殺意が湧いたとだけ記録しておこう。

 

 まぁ中は広かった。

 最初にリビングに通されて炬燵に勧められた時には涙が出そうだった。

 心の中では「チクショオおおおおおおおお」とだけ思った。


 ホントーーーーにどSなんだなと思った。


**********


 時計をふと見ると18:00を回っていた。

 さてそろそろ何かしらの手伝いをしなければと思い、腰を上げると


 「何もしなくていいよ~。」


 と、言われた。

 アンタはエスパーーか。


 するとリビングのドアが開いた。


 「父さん、お客さん…か……?…!!」


 「ど、どうも。」


 そして俺は再開を果たした、「八雲 飛鳥」と…


 to be continue




え~と、こんちわ。


傾奇です。


僕の小説は2部構成を主体として作っていきたいと思います。


それでは去らば。

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