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《物語は黙示録》 -Revolution Story-  作者: 幾刃 傾奇
第1章 初始篇 -First Start-
13/14

1ー⑩


 チェルシー♪

 傾奇です。

 10話目投稿でーす、説明枠ですけどどうぞ。


 さて、菜月ちゃんも降りてきた。

 

 「という事で、教えるぞ」


 「はい」


 ちゃんと返事を返すとは…中々出来た子である。

 まあ、今はどうでもいいことだ。


 「という事でSATについてだが・・・どういう教え方がいい?全部教えたほうがいいか?それとも分からない所だけでいいか?」


 「えっ・・・と、全部でお願いします」


 「了解」


 まあ、実際はどっちもそこまで大差はない。ただ教えるのに時間がかかるかどうかだけだ。


 「それではまずSATの基本的なところからだ・・・それでは悠、SATとは何か?」


 妹の隣を確保して呆けていた悠に質問してみた。


 「ああ?・・SATってのは、正式名称{Skill Assistant Taminal }(スキル アシスタント ターミナル)。意味は{演算補助端末}で技能力スキルを発動する際に必要不可欠・・・つまり現代じゃ一人一つは持つ特殊端末の事だよな?」


 「ああ、正解だ」


 呆けていても流石はNO1だとおもう。


 「それじゃ、次はSATの役割だが・・・技能力を発動する際に、人が発動したい場所又は発動した後の能力の行動とかの使用者考え、思い…思波しはっていうんだが…をSAT読み取って思波の座標を最適値にするのがまずメインの役割だ・・・分からないところはあるか?」


 「あ、はい。「思波の座標」って何ですか?」


 おお、鋭い!!


 「そうだな・・・空間座標って分かるか?」


 「えっと、自分のいる地点を0(原点)とした時の座標ですよね?」


 この兄弟は二人揃って賢いな・・・


 「うん、そうだ。で、自分の正面と後ろをY軸、左右をX軸、真上真下をZ軸とするんだ。その時にY軸は前を「正点」後ろを「負点」、X軸は右を「正点」左を「負点」、Z軸は真上を「正点」真下を「負点」とした時の座標が空間座標で、これを使われて思波との最適値が思波の座標って言うんだ。」


 「はあ・・・?」


 「まあ、つまりそういう事だ。中学生じゃあまりに難しすぎたかあ・・・」


 はあ、どうやら俺は先生には向いてないらしい。


 「まあ、ゆっくり考えて上手く飲み込め。無責任で勝手だが・・・」


 「・・・いえいえ、ありがとうございます!!」


 こう言われるとうれしいもんだな・・


**********


 「それじゃ、後は一人で少しがんばってみます!!」


 「おう、がんばれよ」


 こういう殊勝な姿はいいもんだね。

 そういって菜月ちゃんは部屋へと帰っていった。


 「大和・・・」


 おわあ、びっくりした~!!


 「どうした?」


 「いや、さっきあまりに空気すぎて・・・」


 メタすぎる!!ビビるわあ~


 「・・・それにしてもさっきの説明でよかったのかな?」


 「大和でも迷う事があるんだな!?」


 「・・・おいおい、俺は完璧超人かよ!??普通に迷うことはあるさ・・・」


 「へほ~」


 気の抜けた返事だ・・・まったく


 それよりも早く風呂に入ろう・・・。


 そうして今日という1日を終えようではないか・・・。


 チェルシー♪


 という事で傾奇です。


感想コメント待ってます~!!

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