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はぁ? 完結!  作者: 千桜
第二章 カルミア国編
95/154

ドラゴン国の状態

問題が解決しません。


まだまだ、イライラ回が続きます。


よろしくお願いします!

花梨は苦戦しているらしい。

アカメは謹慎を貫き、部屋から一歩も出てこないからだ。

これは決まりかな?花梨は来るもの拒まず、去るもの追わずだと思っていた。


「花梨は執着心強い方なのねぇ。」


「その際足るものが何ってるんだか。」


「え?」


「カリン兄上は内にいれた物を離すタイプじゃないよ。つぐみを追って異世界まで来て、神様相手に一歩も譲らず、つぐみの側に来たじゃないか。」


「神様が雄だと勘違いするぐらいにはつぐみに執着してたと思うよ。」


「なるほど…。」


「ならなんでアカメだけではダメなのですか?」


「それは私にも解んない。私はリンドウでいいから。次もリンドウに産んで貰うつもりだし。」


「キキョウ様!お考え直しくださいませ。キキョウ様は強い子を授けることが出きるのですから!」


「無理だよ。リンドウより魅力的なのいないんだもの。私は影で色んな物を見てるから解るんだぁ。リンドウ以外は嫌だね。解った?」


「はい。」


「あらあら。仲良しさんですこと。良かったわぁ。」

癒しが必要よ!どこかにないかしら…。


「陛下。私は獅子族の獣人ですから解るのです。強い種が残せる雄を求める気持ちが…。何時もおなじ種だと、何か起こったとき全滅するかもしれない。全滅を避ける。それは、本能ですから…。ですが、この考えは獣人全てではありません。狼や鳥人や狐族には理解できないみたいで…。」


「確かに…。魔国にも色々要るみたいだもんね。人族にも大丈夫な人はいると思うよ。花梨は間違えたの。そして合わなかっただけ。手遅れになる前でよかったわ。ちゃんと謝ってさよならしてもらいましょう。次のスタートが出きるように。」

幸い子供達はほぼ成獣している。あの子達に意思確認して、どうするか決めていこう。


「「はい。」」


「で?報告を聞きましょう。」


「結果からすると、竜王の留学は延期になるね。あの状態では無理だよ。全然国が定まってない。」


「3ヶ月は短すぎた?」


「期間じゃないね。王族達が聞く耳持ってない。民達には教会の協力もあって受け入れは出来ている。前竜王の件があって、番に手を出されては困るから王族を退くのは嫌だと言ってるみたい。竜王が全員に会って説得してるけど、人族の神子に騙されてるだけだと言われてたよ。」


「はぁ…。なんかイロイロイロイロありすぎて、めんどくさくなってきたな。乗り込んでちゅどーんしてもいい?」


「たまってる?」


「かなり。」


「…。陛下。ドラゴン国だけちゅどーんするのは…ちょっと。」


「何でだめ?あいつらなめすぎじゃない?私のこと。ここいらで本気見せてみなきゃじゃない?世界中に!」


「リン!ユッカ連れてきて!かなり溜まってるって。撫でるだけじゃだめだ。抱っこさせてあげてー。」


「了解!」


その後ユッカおじいちゃんを抱っこさせて貰った。めちゃくちゃふさふさしていて幸せだった。

「もふもふに顔を埋めてもいい?」

って聞いたら


「ペンギン族に会えなくなっても良いならいいよ。」


と究極の選択を迫られた。

次もイライラ回ー。


花梨視点です。


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