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はぁ? 完結!  作者: 千桜
第二章 カルミア国編
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閑話 萩の修行

番外編です!


すみません…土曜日に投稿しようと思っていたのですが、体調が優れず寝てました。


日曜日の楽しみにどうぞー。

私は萩~。

この度、弟ができました!弟だよ~萩欲しかったの~。スライムになって、皆にくっつく様になってから萩の範囲は広がった。今まで萩の知識集めは本からだった。本を読むのは楽しい。つぐみの側ではずっと本を読んで過ごしている。つぐみは邪魔をしないし、長く読んでいても疲れない?とか変なこと聞いてこない。

カリン兄上は以外に引きこもりでセバスの部屋かつぐみの部屋か自宅にしか行かない。仕事があるとき以外移動しないのだ。

キキョウ兄上は影移動で忍者をしているため何時も周りが黒い…本人も黒い…ゲフン…。

今はドラゴン国に潜入中。本人が龍だからかドラゴン国の状態にイライラしているらしい。何時も報告の最後にねぇやっちゃっていい?ってつけてる。

セバスは城の維持のため忙しそうにしているけど…四獣の世話には並々ならぬ力を入れているみたい。この前カリン兄上のブラッシングをしているところをつぐみが見て歯を食い縛って泣いていた。

つぐみがブラッシングすると威嚇するほど嫌がるらしい。

面白い。


それぞれの暮らし。性格。人生がある。つぐみと要ると情報がたくさん集まる。

つぐみから


「それを萩の視点で整理して書いてみたら?獣人国に渡した奴隷の情報も読みやすく書かれていたし。」


と言われた。

今までは読むだけで書くことはなかったが、神子日誌として萩がつぐみの観察日誌を書くことにした。


「何で私!?」


と言われたけど…一番面白いのがつぐみなのだ。仕方ない。

今ではこの“神子日誌”一族と側近達のベストセラーになっている。各国の要人からも読みたい!!と要望があるが、カルミア国の情報が機密過ぎてまだ、許可が出ていない。教皇になってしまったユーカリが外され嘆いていた。

何で引き続き読めると思ったのか疑問だ。


この神子日誌をポトスは最初から面白いし、すごく読みやすいし、参考になると。褒めてくれていた。スゴイスゴイ!って。とても嬉しい。つぐみは薦めといて読んでくれない。恥ずかしいらしい。つぐみに羞恥心があるとはビックリだ。メモメモ。

だからポトスが弟になってくれて嬉しい。兄になるのだから強くならなくては!修行に出る!とつぐみに宣言して、王都の端にある山に籠ってみた。


何をして良いのか全く解らない。

一度読んだ、

«私はこうやって強さを手に入れた!~魅惑の美ボディとは?~»

という啓発本を思いだし、瞑想やらイメトレやらをやってみたり、木に向かって棒を振り下ろしてみたが、今一しっくり来ない…。

むしろこの木から出る樹液が気になる。つぐみが言ってた伸びる樹脂になるのでは?と地図を作ってどこに何の木がはえていて、どこに水がある洞窟がある等の書き込み。あと、ちょっとした測量の数値を書き込みしたりした。めちゃくちゃ楽しかった。気づいたら半月やっていた。流石に戻らなくてはと…


ドカン!!


でっかい爆音が聞こえた。

そこには…

ブクマ、評価ありがとうございます。

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