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はぁ? 完結!  作者: 千桜
第二章 カルミア国編
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見合い 後日談

ポトスくんがやっと落ち着きましたぁー。

内政がんばります!

「若いっていいなぁ~」


「申し訳ありません。ちょっと周りが見えていませんでした。」


「ちょっと!?」


だいぶ、二人だけの世界だったよ?最初の緊張は裸足で逃げたしたぐらいに!


「まぁまぁ。陛下。からかうのは其くらいで。ノースポール卿この話は進めてもいいのだよね?」


アジュかさん大人やなぁ。優しいおじさまや。ほのぼのって感じ。当主がこれで良いのか?騙されやすそうだけど…。


「はい。よろしくお願いします。ノースポール卿のどと他人行儀な呼び方はよしてください。ポトスと読んでください。義父殿。」


「うん。じゃあポトスくんこれからよろしくお願いしますね。」


「準備はなるべく私が致しますわ。」


うむ。義父との関係も良好そうだな。安心安心。ノースポール家の婚姻だぞ!私、張り切っちゃうよ!


「準備は家からも出すし、ポトスの家族席には私が座るから。カラーには、譲らない。ポトスは私の息子。」


「えっ?」


「承知いたしました。お義母様」


おっスミレさんや良い嫁姑になりましょうな。

ポトスくんや目が飛び出そうだよ?


「ポトス?何で驚いてるの?もしかして気付いていなかったの?見合いにくるの許しといて?」


「ですが、私は貴方の兄上を選べなかった…。」


「だから家名を名付けたの!兄上とか関係ないの!私の息子だよ。一族会議に呼んでたでしょうが!!じゃなきゃ花梨や桔梗が見合い相手探して来るわけないでしょ?もう一人の名付けたセバスなんかお父さんだよ?私より頼りにされているんだよ?皆貴方に構いたくても、前の家族も要るからって遠慮してんの!萩なんて初めてできた弟だから、強い自分の分身スライムつけるために、修行に行っちゃったんだよ。」


「うっー私てっきりもう、家族になれないんだって…」


「もうなってる!」


皆ー隠れて見てないで出ておいでーと隠匿を解いた。


「やっと解禁か??」


「時間かかったなぁ。手のかかる弟だな。ポトス。」


「ハギ強くなったよ。弟はハギが守る!!このスライム常に持っててね。」


「陛下、ありが」


「お母さん」「えっ?」


「じゃあママ!」


「勘弁してくださいよ。私より年下でしょ?」


「じゃあ敬語なし。」


「母上、兄上達ありがとう。」


うんうん。と頷いた。ママ呼び。本気だったんだけどな…。ダメか。セバスがやって来てスミレ嬢とアジュガ卿に挨拶し、巻物を手渡している。

そんなものいつのまに用意してたの?私、聞いてない…。


「やっと素直になりましたね。ポトス。

スミレ嬢にアジュカ卿、これからよろしくお願いいたします。ポトスの父のセバスチャン=ヒイラギと申します。これが結納品の目録です。素晴らしいお方をお迎えできて有り難いです。」


「初めまして。ヒイラギ卿。私がスミレの父でコリウス=フォン=アジュガです。目録拝見いたします。

ってこんなに!?おそれ多いです。それと…この、焼酎せい造機とは?」


「今は聞くな!何も聞かずに受けとれ!」


デカイからな。持ってはこられないのよ。これで…アジュガ領も巻き込めるな!


「はっ!有り難く?」


次の会議が楽しみだ!!

セバスは本当はお父さんではなくお母さんなのでは?

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