晩餐会
ブクマありがとうございます!
雨が酷いです。皆様お気をつけくださいませ、
少し、短めです。
立食タイプにした、晩餐会も終盤だ。
ある程度の挨拶が済んだ頃。私は竜王と話をしていた。だって、容赦無いな何て言われたら…。
私もそこまで鬼じゃない。きっと…。
まだまだ子供なら解らないことだらけだろうから…。なるべくフォローと各国の要人達との顔繋ぎもしてあげた。
「ははう…嫌違う。王太后そちらは?」
プルメリアが話しかけて来てくれた。おう!しまった我が子との顔繋ぎを忘れてた!
「陛下、こちらのかたはドラゴン国竜王のカタクリ殿です。竜王様、私の娘であるカルミア国国王プルメリアですわ。」
「挨拶が遅くなり申し訳ありません。この度のご即位おめでとうございます。私がドラゴン国竜王カタクリ=モンステラと申します。」
「初めまして。カルミア国国王プルメリア=カルミアと申します。晩餐会は楽しまれていますか?」
「ええとても。料理も美味しく頂いております。」
「それは良かった。」
同年代の付き合いは大事だ。しかもどちらとも王だ。身分が同等な同世代…。良き友となるだろう。嫁にはやらんがな。
「陛下、竜王様は今度カルミア国に留学することが決まりました。陛下のご学友としてこの王宮に留まられます。」
「誠ですか?」
「はい。一度国に戻りますが、3ヶ月後には留学する予定です。沢山学ぶことが多いと思います。学友として、仲良くしてくださると嬉しいです。」
「私も嬉しいです。仲良くしてくださりませ。一緒にお勉強しましょう!」
ふふ。ほほえましいわ。
「良かったですねぇ。陛下。竜王様。」
「楽しそうですね。お仲間に入れてください。」
「ギデオン。今まで何処にいたのですか?戴冠式は私の横で参列する予定でしたでしょう?」
姉ちゃん何処にいたのよ!逃げたでしょ!全く…。
プルメリアの立場を慮ってだろうけど…。
「してましたよ?親方の横で!プルメリア即位おめでとう。立派だったよ!でこちらは?」
「全く…。ドラゴン国竜王カタクリ殿です。カタクリ殿、こちらは私の義弟であり、陛下の叔父のギデオンですわ。」
「お初にお目にかかります。竜王様。私はカルミア国大公のギデオンです。」
「っつ…そなた良い匂いがするな?嗅いだことのない良い匂いだ。あぁ失礼した。私はドラゴン国竜王のカタクリ=モンステラだ。今度カルミア国に留学することが決まった。会うこともあろう。よろしく頼む。で何の匂いだ??」
「「…。まじ?」」
私と姉ちゃんの考えは同じだろう。竜王はまだ、漠然としているようだが…。
「陛下?しばらくカタクリ殿のお相手お願いできますか?この国のことを教えてあげて下りませ。学友として。」
「わかった!!」
竜王は引きずられていった。私の首は回ったギデオンに!
「ヤバイわよ。この手の事に成通してるのいないの?」
「僕も知らないよ!?っていうか来週から僕旅に出る予定だったけどいって良いの??」
「ブルー!!!セバス!ポトス!ユーカリ!リンドウ!集合!全員転移。私の執務室。後は頼んだユッカ。」
私達は飛んだ。
螢さんの相手がまさか!?




