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はぁ? 完結!  作者: 千桜
第一章 ペンタス国編
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旅行終了。

アクセス数が増えていて嬉しいです。

ありがとうございます。

パカッパカパカ~


私は今馬車の中です~あっという間に一週間が過ぎました~。行きと同じじゃん?まさか~。

帰りは人数が増えています。

何故ならば。辺境伯夫人が乗ってるからさぁ~。息子のポトス君も~。後ろの馬車にはセバスもいるよ!

いったい何があったのか-はじまりはじまり~


2日後私は辺境伯の執務を訪れた。返事を聞くために。


皆跪いて待っていた。ちょっとビビった。


「殊勝なことだな。ユーカリ。覚悟は決まったのか?」


「はい。我等アルメリア家一同神子様に誠心誠意お仕え致します。」


「そうか。解った。」

意思確認したから~まぁ後は話すことは…今のところ乳母になって欲しいなぁ位かな?桔梗に相談せずに先走っちゃうと怒られるからな。


「先んじて頼みたい事がある、カラー。」


「はい。承知致しております。既に随行する段取りも組んでおりますので、神子様が無事に出産なされますようにサポートし、御子がお産まれになりましたらお手伝い致します。」


……え?私、声に出てた?

『出てないよ。キキョウ兄上の見立ては間違いじゃなかったってこと。1を聞いて10を知ることの出きる人達みたいだよ。』

えっ?全員が聖徳太子?…ってかあれは、10人が同時に喋っても…。ってやつか…ホラー?


「見事だ。では王都で出産してくれるのだな。乳母として子と一緒に参内せよ。」


「畏まりまして。」


じゃあ、もういいかな?なんか、怖いし…。


「神子様。お願いがございます。」


目が游ぎそうになるよー。

「なんだ?」


「王都に嫡男のポトスと執事長のセバスを行かせたいのです。」


え?セバスいいの?はぁ~イケオジ万歳!!連れてって良いけどハルの説得しなきゃならんでしょ?

「なんの名目でだ?」


「ポトスは未来を担う側近候補として、セバスは妻と息子のサポートです。」


「セバスをサポートにしたら王城内には入られぬぞ?」

私がセバスを見れないじゃん!!癒しになんないよ?


「解っております。ですが、先ずは地固めをせねば。急いては事を仕損じますゆえ。セバスには私達の繋ぎをして貰います。」


「解った。セバス。実力を見せてみよ。」


「御意!」


よし、決めた。この一家の事は推薦したキキョウに任せる。私は逃げる!

「私からの連絡は青龍である桔梗からあるだろう。後程挨拶に行かせる。そなた達が優秀だと私に教えてくれた、私の可愛い子だ。侮るなよ。」


おしまい。


で、現在。馬車の中は四人。

私もびっくり!あれよあれよという間に決まっちゃった。

乳母に関してはビィーの気に入った人がいいよねぇって事で反対は起きなかった。乳母になれる人が殆どいないらしい。

ポトス君の事はハルが喜んだ。今まで恭順を示さなかったアルメリア家が嫡男を王都に出すことは快挙らしい。側近候補として、学んで貰うと張り切っていた。まだ、若い嫡男のサポートにセバスが入ることも承諾された。流石聖徳太子。手の平の上だな。


こうして、視察兼旅行は幕を閉じた。

新キャラに作者が戸惑っております。

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