やっと旅行。
何だかんだで投稿して1ヶ月が過ぎました。
自分でも驚いております。
「わぁー。すごいですね。ハルさま」
私達は城下町に来ている。凄い活気だ。ドワーフもいる。おう。マンガのまんまだな。ミニマム。でも、ゴツイ感じ。
「嬉しいかい?ビィー。」
「はい!私、別の種族は初めて見ました。本当に小さくていらっしゃるのですね!ドワーフだったかしら?」
ドワーフは初めてだよ~。
「そうだよ。ビィーよく勉強しているね。彼らは鍛冶や魔道具を作ることに特化している種族なんだ。ここアルメリアは種族交流が盛んでね。活気が凄いんだ。」
「まぁ!鍛冶ということは、剣を作られるのですか?魔道具とは、今日城の侍女達が使っていたお湯を沸かす道具の事ですね!お湯を保温する機能もあるとか。みてみたいですわ。」
そんなファンタジーな場所今行かなくていつ行くのだ!!
「じゃあ、先ずは鍛冶屋から行こうか。私の剣もそこで作って貰ったんだよ。」
「はい!」
トントントントン、かんかんかんかん。ボンっ
最後変な音したな大丈夫か?この鍛冶屋。
「失礼するよ。親方ー。」
「ジーク坊っちゃんまた来たのか?全く暇人だな。」
「またってこの前来たの一年前じゃないか。ちょっと研ぎに出したいのと結婚したから、妻を紹介したい。」
「あぁ。って結婚!?してなかったのか…。おめでとう。じゃあ、祝儀だ。研ぎ代はいらないよ。2、3日かかるがいいか?」
「あっああ。相変わらず失礼だな。親方は。私の妻のアビゲイルだ。ビィー私の剣を任せているバイモ親方だよ。」
「初めまして。ハル様の妻のアビゲイルです。よろしくお願いします。」
「へぇ。どうもご丁寧に…わしは…っつ!?バイモです。」
あっこれ、バレたな。鍛冶士をやってるだけあるな目が特殊だ。優秀さがあだとなったな…。
「私、鍛冶場の見学がしたいのです!参りましょう!」
と言いつつ親方に近づき耳打ちする。
(お前が何に気づいたかは知らぬが、見ないふりをすることを薦める。普通にせよ。)
親方首大丈夫?振りすぎてもげそうだよ。
「ハル様行きますよ~。」
「?親方大丈夫ですか?」
「あっああ。坊っちゃんの奥さんがベッピンさんすぎて驚いただけだ。きれいな嫁さん貰って良かったな。」
「そうでしょう。私も一目惚れなんだ。」
「そうなのですか?私初めて聞きました。嬉しいです。」
「言っていなかった?ごめんねぇビィー。あの日…」
わーー今始めるなや。
「ハル様のそれは二人っきりの時に聞きたいですわ。それと、お願いがございます。」
「何?何でも言ってぇ。」
「この子に守り刀を贈ってあげたいのです。私の国の風習ですが…許して下さいますか?」
「いいよ!いいに決まっているじゃないか。守り刀かよい言葉だね。子供が持てる位の大きさの剣で良いのかな?」
「はい。デザインはハルさまにお任せしても良いですか?」
「任せて!」
さっそく側近たちと話し出した。宝石もつけるらしい。さて…。
「バイモよ。同じデザインで二ふり欲しい。内密にな。一つはハルの注文通りに。一つは初代国王がもって遜色が無いものを。ドワーフ国王にも知らせておいてくれ。」
「畏まりました。私の持てる全ての力をもって作らせて頂きます。」
「頼んだぞ。父から贈られる最初で最後の贈り物だ。」
「御意。」
ジーク君が復活します。




